1位はあの写真！セブ島フォトコン、読者投票の結果発表
オーシャナ・オリジナルツアー「越智隆治と行く！ セブ島フォトツアー @ BLUE CORAL」。
そのゲスト22人の作品の中から、皆さんの投票でグランプリを決めるフォトコンの結果が出ました！
早速、越智カメラマンの講評と共に発表させていただきます。
まずは、第3位の発表です。
第3位 ギアセカンド
大川拓哉さん
【越智コメント】
このタイトルは自分がつけたんですけど、「ワンピース」の主人公ルフィの拳が巨大化したみたいだったので、とっさにそのタイトルを付けさせてもらいました。
指の後ろに太陽の光を意図的に持ってきて、暗部と明部の露出の差を少なくすることで、写真全体が見やすくなり、さらに、太陽光の斜光が奇麗に出せています。
おかげで、手から後光が差してるみたいで、より、巨大化したルフィーの手をイメージさせてくれました。
敵の海王類のジンベエザメを手玉に取り、その横にいるダイバーは、今から調理にかかろうかと海王類に飛びかかろうとするコックのサンジ。
下にいるダイバーは、「はやく食べさえてくれよ〜」と待ち構えるチョッパーかウソップみいな・・・。
自分がこの写真を見て感じたのは、そんなイメージですかね。
この構図は、大川さん本人、ちゃんと意図してしっかり撮影されていて、スキルの高さを感じます。
この写真はミラーレス一眼での撮影。
大川さんは、実際テレビ局で撮影のお仕事もされている方なので、基本的に構図の取り方がやはり飛び抜けて上手でした。
撮影のスキルだけでなく機材に関する知識も十分に持ち合わせているので、生徒というよりは、先生として教える側に回っても全然オッケーだったと思います。
【賞品】
TUSA マスク Freedom One(フリーダムワン)
提供／株式会社タバタ
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続いて、2位の発表です！
第2位 BLUE AWAY
大塚妙子さん
【越智コメント】
これは、ダイビング本数20本（だったかな？）のビギナーダイバーの大塚さんの写真。
しかもカメラもコンデジ、それも外付けのレンズもストロボも一切無しの機材を使って撮影したものです。
僕が気に入って、セレクトした写真なのですが、こういうかっちり撮影しない、構図のバランスもずらしたイメージ的な写真は、女性に受けるような気がします。
あと、上を見上げて撮影していて、自分の吐き出したバブルの入り方も、意図してはいないと思うけど絶妙ですね。
太陽光の入り具合も、シルエットに強弱をつけていて、なんとなく、海の彼方、いや、海を飛び越えて、水中に飛び出し、空高く飛び出そうとしてる？ あるいは異次元の世界へと去って行く？ ジンベエザメの後ろ姿。みたいな雰囲気がとても好きです。
【賞品】
INON 水中ライトLE700-W ＋ シングルライトホルダー
提供／INON
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そして、栄えある1位はこの作品です！
第1位 WAO！
大久保正昭さん
【越智コメント】
1位は、水中写真じゃないのだけど、まあ、南の島に行って、モデルの子がいて、好きに写真撮っていいって言われれば、恥ずかしいけど、本当はいろいろ撮ってみたいなっていう男性の願望もあると思います。
2回、計6クール開催したけど、やはりモデルを撮影し慣れていない人は、モデルさんには、自分からはちょっと声をかけ辛いようでしたね。
そんな中、大久保さんは前回に続き2回目ということもあり、モデルの一人は前回も参加していたので、すでに仲良くなっていて、撮影のときに声をかけ易くなっていたのかもしれません。
この写真の切り取り方は、自分も嫌いではないです。
実際には、上の顔の部分が中途半端に入っていたのを、僕の方で少しトリミングさせてもらいました。
あえて、ここでオリジナルの写真を掲載します。
口元まで入れるか、入れないか、そこがオリジナルの写真だと中途半端だったんですね。
3人の身長の違いもあるかもしれないけど、一人だけ口元とサングラスまで入っていて、他の二人はあごまでしか入ってない。
この中途半端さを「自分ならこう撮影する（切り撮る）」という感じで、写真上部をトリミングして、さっぱりさせてみました。
逆にちょっと引いて全員の笑顔の口元まで入れてもいいかもしれません。
水着もカラフルだし、バランスも良いと思います。
あと、自分だったら、撮影するときに、バックの海の色ももう少し浅くて淡い水色の場所を選ぶかな。
せっかくそういうシチュエーションのあるときに、「あ、今モデルお願いしよう！」ってアンテナを張っていれば、もっと良い感じの撮影ができると思いますよ。
【賞品】
Panasonicデジタルカメラ LUMIX DMC-FT5
提供／Panasonic
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最後はブルーコーラルさんが選ぶ、ブルーコーラル賞です。
ブルーコーラル賞 雑誌取材メイキング
川邊由夏さん
【下釜宏さんコメント】
セブらしい、ブルーコーラルらしい、「楽しい！」という雰囲気が伝わってくるので、選ばせていただきました。
【賞品】
ハンマーヘッドシャーク型ダイビングナイフ
提供／ブルーコーラル
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投票していただいた皆様、楽しんでいただいた皆様、ありがとうございました。
オーシャナでは、これからも海からフォトコンを開催しますのでお楽しみに！
※投票の詳しい結果はこちらから
※コメント頂いた方へのプレゼントは、発送をもって発表と代えさせていただきます。
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。 卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。 潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。 ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。 現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、 そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。 〇詳細プロフィール／コンタクト https://divingman.co.jp/profile/ 〇NPOプロジェクトセーフダイブ http://safedive.or.jp/ 〇問い合わせ・連絡先 teraniku@gmail.com ■著書：「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」 ■DVD：「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」 ■安全ダイビング提言集 http://safedive.or.jp/journal
