シルバーウィークはお家で映画鑑賞!海の世界をもっと知りたくなる映画8選

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ダイビング経験がある方も、そうでない方も、それぞれの視点から楽しめる海が舞台の映画8本をご紹介。

他都道府県への旅行が中々できない、今年のシルバーウィークのお家時間を有意義に過ごす楽しみ方の1つとして参考にしてみてください。鑑賞後には、ダイビングをしたくなってしまうかも。

●壮大な海に圧倒されるドキュメンタリー映画

1.オーシャンズ(2009)

あらすじ

海の神秘と躍動感に満ちあふれた生き物たちの命の営みが、長期にわたる粘り強い取材と最新テクノロジーを駆使した撮影システムによって実現した圧倒的な臨場感と大迫力の映像で展開される海洋ドキュメンタリー。

少年の「海ってなに?」という一言から物語が始まる映画。通常は、人間の存在を察知して逃げてしまいそうな海の生き物たちですが、みんな演者かの様に堂々とした姿が細部まで映し出されていて、気づいたら作品の中に引き込まれてしまう映像美が最大の特徴。タコが泳いでいるシーンは、普段目にしているタコの姿とギャップがあり印象的でした。

2.くじらびと(2021)

あらすじ

命を賭けてモリ一本で巨大なマッコウクジラに挑む、インドネシア・ラマレラ村の人々。
壮絶な狩りの背景には、400年に渡り命を繋いできた鯨と人間の魂の物語が。9/3から各映画館にて上映中。

「命をいただく」ということの重要さをあらた再認識できる映画。人も鯨も命がけな圧巻の映像に、つい息をすることを忘れて観てしまう。この時代に映画化される意味も深く考えさせられる。

●ダイビングシーンが出て来る映画

3.ザ・ケイブ サッカー少年救出までの18日間(2020)

あらすじ

2018年6月23日、サッカーチームの少年たちはチームメイトの誕生日を祝うため、タムルアン洞窟に入るが、豪雨で洞窟内の水位が急激に上昇し、身動きがとれなくなってしまう。次に雨が降るまえに救出しなければ、少年の命は助からない瀬戸際で、タイ国内外から集まった軍や経験豊富なダイバーたちによる決死の救出劇がはじまった。

世界中でニュースになったタイの洞窟救出の映画。また、実際に救出にあたったダイバーの方が出演している。ダイビングインストラクターの編集部曰く、「アクアラングやサイドマウントなどダイバーが『おっ』と思う道具が出てくる。」とのこと。

4.グラン・ブルー(1988)

あらすじ

海に魅せられた男達の友情と葛藤、そんな男性を愛した女性の姿を描くドラマ作品。フリーダイビングの世界チャンピオンであるエンゾは、ライバルにして幼馴染のジャックを大会に誘う。エンゾにとってジャックと戦うこと、そして彼に勝つことは長年の夢だった。しかし2人の対決は思わぬ悲劇を呼んでしまう。

フリーダイビングの限界に挑む2人の熱い想いと海の厳しさを痛感する。ここまで熱くなれるジャックとエンゾの友情にも感動。映画『LEON』で主役レオンを演じたジャン・レノの出世作でもある。

●人と海洋生物との絆のドラマ映画

5.フリッパー (1996)

あらすじ

14歳の少年“サンディ”は両親が離婚したため、フロリダ州の小さな島で漁師をしている伯父ポーターのもとに預けられる。 ある日、島のならず者“ダーク”がイルカにライフルを発射しているのを見たサンディは、子供のイルカを逃がす。 その後、サンディの前に現れるようになったこのイルカを、サンディはフリッパーと名付け、仲良くなっていった。

少年とイルカの友情と成長を描いた冒険物語。イルカと友達になりたくなるおすすめの一本。サンディ役は、映画『ロードー・オブ・ザ・リンク』の主演イライジャ・ウッドというところも見どころの一つ。

6.フリー・ウィリー(1994)

あらすじ

リチャード・ドナー製作・総指揮でおくる少年とシャチの友情を描いたハートフル・ストーリー。母親に捨てられた孤独な少年ジェシーは、水族館で家族から引き離され、小さな水槽に入れられたシャチのウィリーに出会い交流を深めていく。

数少ない、シャチが出演している映画。ジェシーの吹くハーモニカに興味を示すシーンをはじめとした、ふたりが心を通わせる些細ないシーンに感動する。最後に流れるマイケルジャクソンの曲「will you be there」にも注目。

●みんな知ってる!海が舞台の映画

7.タイタニック(1997)

あらすじ

没落した上流階級の娘であったローズは、親に無理に決められた結婚が嫌で人生に絶望視、船の舳先から飛び降り自殺を図る。 それを助けたのは、三等客室に乗っていた貧しい画家志望の青年ジャック。 二人はすぐに恋に落ち、身分の違いに悩みます。そんな中、氷山に衝突し沈没を始めるタイタニック号。

物語の始まりと最後に、海底に沈んだタイタニック号が映るシーンは、自分も海底を調査をしている気持ちになり、何が映し出されるのだろうとドキドキして印象的なシーン。映画を観た後、タイタニックについて調べたところ、今でも深い海の底に沈んでいますが、腐敗により数十年後には完全に消滅してしまうとのこと。

8.ファインディングニモ(2003)

あらすじ

好奇心いっぱいなカクレクマノミの子供ニモが、ある日突然、オーストラリアのグレート・バリアリーフから歯医者の水槽に連れ去られてしまった。ニモを救うため、心配性なニモの父マーリンと優しいけど物忘れのひどいドリーが大冒険に出発する。果たして彼は、無事にニモを救い出すことができるだろうか?

子供向けなディズニー映画と思われがちですが、海の世界を忠実に描いた世界観は大人も存分に楽しめる。生物に詳しい編集部員によると、「本来クマノミは性転換をするので、お父さんのマーリンがメスになり子孫繁栄をするはず。生物学的に突っ込むと面白いとも思いますが、夢は壊れます。」とのこと(笑)。

いかがでしたでしょうか?是非、シルバーウィークの おうち時間 にご覧ください。
また、他にも皆さんの「ダイビング・海といえばこれだ!」というオススメ映画などあれば、お気軽にコメント欄でシェアしてください!

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PROFILE
奄美在住。高校生の時にブラジル留学を経験。泳ぐのが苦手で海とは縁がない人生だと思っていたが、オーシャナとの出会いを通じてOWD(BSAC)を取得。オーシャナを通じ、環境問題や海のことについて勉強中。
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