西海岸コンセプトのエシカルセレクトショップブランド「Ethical&SEA」誕生!
日常において欠かせないテーマである「エシカル」だが、どのように生活に取り込むかはやや難しいポイントだ。
そんな時のヒントになりそうなのが、新たにオープンするエシカルセレクトショップ新ブランド「Ethical&SEA」(エシカルシー)。
〝エシカル〟〝サステナブル〟〝テック〟をコンセプトに、日本初上陸の商品を含むコスメ・フード・雑貨などのライフスタイルアイテムを500種類以上集めており、3月上旬より順次オープンするという。
「Ethical&SEA(エシカルシー)」とは
ブランドサイトURL:https://ethicalsea.com/
気候危機や地球環境に合わせた暮らしのために立ち上げたのが、「Ethical&SEA(エシカルシー)」。
その名の通り、「エシカル」と「海」が大きなテーマである。
アメリカ西海岸カルチャーにインスピレーションされた「オーガニック」や「オーシャンフレンドリー」をメインキーワードに、海や地球環境、SDGsに配慮した商品や各種環境系認証商品を多数取り揃える。
エシカルシーは、気候危機や地球環境に合わせた暮らし、オーガニックやプラスチックフリー、フェアトレードなどを当たり前に実践しているアメリカ西海岸など、海外の文化に触れてきた20代〜30代の仲間で立ち上げたブランド。
地球や私たち人間の未来のために、学んだ文化を日本でも浸透させ、「エシカル消費」というジャンルで貢献していくという。
西海岸カルチャーを体現する場所として、日本有数のベイエリアであり、日本が世界に向けて発信・開港してきた地である横浜を中心に、世界につながっていく店舗を展開し、ブランドを普及して、エシカル消費の輪を広げていく。
エシカルシーのブランドミッション
ブランドミッションは、「一人一人の消費行動が変わり、地球がユートピアになるために」。
これからの10年間、世界は温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組み「パリ協定」を遵守できるのかどうかにかかっている。
今、地球温暖化、気候危機、夏場・冬場の異常気象、海面上昇による太平洋の島国の存続問題など地球レベルで環境問題は切迫してきている。
これまでは、正直自分の行動が環境問題とつながっている、自分一人の行動で物事は大きく変わると考える人は少なかったかもしれない。
しかし、事実として、地球人口はキャパシティを超える道筋を辿っており、100億人になる前にピークアウトすると言われている。
地球が「ディストピア」になるか、「ユートピア」になるかどうかは、私たち一人一人の今からの消費行動にかかっており、一つの消費行動から変えていくことができる。
一人一人が、少しでも地球環境に負担のない行動に変化する後押しとなるブランドを目指すのが、エシカルシーの取り組みだ。
なぜテクノロジーがキーワードなのか
エシカルシーの3つのコンセプトの一つが、「テクノロジー」。
「エシカル」や「サステナブル」だけでなく、「テック」もコンセプトとしているのは、気候変動などの問題もテクノロジーの要素で解決できる面が大きいからである。
ブランドとして、エシカル消費の意識を高めるために生産者・メーカーと直接繋がれるインスタライブ配信施策「インスタルーミング」を毎月実施。
またオフライン・オンラインを組み合わせたワークショップを実施し、日本中どこからでもエシカルな「学びの場」の提供や、横浜の地に海洋プラスチックゴミ回収装置「シービン」を設置し、海を綺麗にする具体的なアクションを実施していく。
エシカルシーでの買い物をきっかけにエシカル消費を、インスタルーミングやワークショップなどのデジタルコミュニケーションを通して、見て・触れて・学んで・繋がって、「私たちを広げて」みんなが地球に寄り添う〝STAND by EARTH〟を生きていくブランドとして展開していきます。
「Ethical&SEA」のオーシャンフレンドリーへの取り組み
Ethical&SEAは「オーシャンフレンドリー」への具体的な取り組みとして、海洋プラスチックゴミ回収装置「シービン」を設置し、ブランドとして海洋保全、海を綺麗にすることへの取り組みを推進している。
シービン:https://seabin.co.jp/
オーシャナ参考記事: 水上浮遊ゴミ・重油を回収するSEABINって知ってる?
クラウドファンディングを実施して、シービン設置への資金調達、オーシャンフレンドリーの取り組み自体を発信。
エシカル消費の推進によるこれからの「ユートピア」を目指すだけでなく、今できることをシービンの設置を通してわかりやすく実践する。
また、その取り組みを体感できるよう、回収した海洋プラスチックをインテリア雑貨へ作り替えるプロダクト「buoy」をワークショップイベントとして開催し、そのインテリア雑貨を店頭備品に活用するなどして、ワークショップの参加者はもちろん、店頭に来た方にもその取り組みに触れられる〝学びの場〟としても提供していく。
buoy:https://buoy.stores.jp/
オーシャナ参考記事: 海洋ゴミから生まれるプロダクトブランド「reBirth(リバース)」が、新たに「buøy(ブイ)」としてリニューアル!
主力ブランド・商品紹介
【コスメ】
■CAMYU(OG,OF,GR,PF,NT)
「サステナブルな社会」を企業理念に掲げている「CAMYU(カミュ)」。
CAMYUの製品はケミカルを使わず、オーガニック農園で育てられたプラントや自然由来の素材を利用しており、売上げの2%は自然環境保持団体に寄付している。
大人気のオーガニックCBDシリーズの「ブラッドオレンジ」を、エシカルシーにて先行販売。
■2XP(OF,PF,VG,NT)
オーストラリアプロスポーツを支えるサンプロテクトブランド2XP(ツー・エックス・ピー)より、オールシーズン使える高機能なヴィーガン仕様のサンプロテクトをご提案。
容器も環境に配慮したリサイクルプラスチック。常設店舗では初の取扱いとなる。
■LE CHATEAU DU BOIS (OG,PF,GR,OF)
フランス政府が認定する最高基準の原産地保護呼称「A.O.P」認定を受けたオーガニック・トゥルーラベンダー・エッセンシャルオイルと、そのオイルを使用したスキンケア商品などを展開する「LE CHATEAU DU BOIS(シャトー・デ・ボワ )」。
すべての商品に、お肌に対してさまざまな働きをもつトゥルーラベンダーのエッセンシャルオイルと厳選された植物由来成分が配合されている。
■Ola Tropical Apothecary(OG,GR,OF,NT)
ハワイアン・オーガニックの伝統を正統に継承するブランド。
自然由来をベースに生成された、南国の楽園にいるような心地よい香りが楽しめる。
■インライトビューティー(OG,OF,NT,GR,PF,VG)
イギリス・コーンウォール生まれの100%オーガニック化粧品(ソイルアソシエーション認証、コスモス認証)。
■Care of Gerd(OG,GR,PF,OF,NT)
スウェーデン発のオーガニックコスメブランドCare of Gerd(ケアオブヤード)。
“GERD”が象徴するものは「愛」「純粋」「心地よさ」。
■ORGANIC STORE(OG,OF,NT)
静岡県産有機JAS認定のハーブをふんだんに使用した、贅沢なスキンケア&ヘアケアシリーズ。オーガニックハーブの優しい香りがリラックス・リフレッシュ効果をもたらします。
90〜99%天然由来成分を使用し、水はもちろん、容器も国産にこだわる徹底ぶり。
【フード】
■Nova Scotia Organics(OG,VG)※VGは一部商品対象
USDAオーガニック認証を受けた原材料で高品質なホールフードサプリメントの製造を行う、オーガニックサプリメントのパイオニア「Nova Scotia Organics(ノバスコシアオーガニックス)」。
USDAオーガニック認証を受けた原材料を使用し、化学合成された添加物を使用せず、天然由来の成分で製造を行っている。
■RISE STORE(NT)
体の内側からヘルシーをサポートする、簡単栄養チャージのサプリメントシリーズ。野菜不足や栄養バランスの乱れなど生活習慣の気になる方へ、栄養を効果的に取り入れる強い味方です。
【日用品】
■Earth Wrap(OG,OF,PF,VG,NT)
プラスチックフリーで洗って繰り返し使える、100%植物性フードラップ。
■P.F.Candle Co.(PF,VG,NT)
LA発のブランド「P.F.Candle Co.(ピーエフ・キャンドル)」。
「affordable luxury = 手の届く贅沢」をコンセプトに、環境に優しく日々の暮らしに特別な時間を与えてくれるキャンドル作りにこだわったブランド。
ソイワックスキャンドルを初めとするフレグランス商品を提供する。
■SUTENAI(OF,PF)
洗えるから捨てない、がテーマのブランド「SUTENAI(ステナイ)」の開いて洗えるシリコンストロー。
自由自在に変型し、持ち運びがしやすく、埃のつきにくい特殊加工も施されていて洗うのも楽な画期的な商品。
「Ethical&SEA」が世の中に打ち出す7つの理念
エシカルシーでは、どの商品がどんなエシカル消費に繋がっているのかを、わかりやすくアイコンで表記し、一目で判別できるようにしている。
1:ORGANIC(オーガニック成分配合)
想いは成分に宿る。
わたしたちは材料の育つ土壌から生産過程まで、オーガニックにこだわり手間を惜しまず作られた“本物“を届ける。
2:OCEAN FRIENDLY(水質汚染防止)
海洋生物の家を守る。
普段は見ることのできない海洋生物にとって、海は大きな我が家。お互いが住みよい環境をつくる。
3:PLASTIC FREE(プラスチックフリー)
地球環境の負担を軽減する。
プラスチックは環境を著しく悪化させていることは昨今で注目されている。わたしたちは環境に配慮した製品を取り扱う。
4:GREEN RECOVERY(森林保護・CO2削減)
山が地球を創る。
森林は空気を浄化するだけでなく、海にも沢山の栄養を届けている。母なる大地を一緒に守りましょう。
5:FAIRTRADE(フェアトレード)
正当な報酬は価値を認める。
ものづくりには職人の時間や技術が注がれている。わたしたちは応援したいモノの価値を正当に認めていく。
6: VEGAN(ヴィーガン)
人は生態系の一つである。
海や山などにある資源や地球上の生き物の恵は有限。わたしたちは生態系を守るためにできることを考える。
7: NATURAL(自然由来成分配合)
自然の恵を取り入れる。
認定がなくても地域に根付いた自然由来の成分を大切に扱っている生産者がいる。わたしたちはその背景をお伝えして広めるお手伝いをしていく。
今後、エシカルシーは首都圏ベイエリアに一斉オープン予定。
東海道沿いに駅直結の各店がOPENし、各駅とも複数路線が乗り入れるため、アクセスしやすい立地に展開していく。
首都圏・関西圏の主要エリア中心に店舗を拡大予定だ。
横浜駅直結、相鉄ジョイナス「Ethical&SEA(エシカルシー) 横浜」(3月上旬オープン予定)
■店名:Ethical&SEA(エシカルシー) 横浜
■住所:〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナス2F
■営業時間:10:00-21:00(通常時)
※緊急事態宣言期間中に伴い、現在の営業時間は20:00まで
■営業開始日:2021年3月上旬予定
川崎駅直結、アトレ川崎「Ethical&SEA(エシカルシー) アトレ川崎店」(3月中旬オープン予定)
■店名:Ethical&SEA(エシカルシー)アトレ川崎店
■住所:神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1 アトレ川崎 3階
■営業時間:10:00-21:00(通常時)
※緊急事態宣言期間中に伴い、現在の営業時間は20:00まで
■営業開始日:2021年3月中旬予定
全ての人のエシカルライフをサポートすべく、具体的な活動にも取り組むエシカルシー。
環境に優しいことをテーマに掲げるショップは多く存在するが、一際話題を呼びそうだ。