うみカメラマン・むらいさち ふんわりROTA ~海も陸も透明な場所 ~

ウェブマガジンロタ

Rota / ロタ

うみカメラマン・むらいさちが魅せるふんわりロタ

Photo
むらいさち
Text
寺山英樹
Model
稲生薫子
Special Thanks
マリアナ政府観光局、Rubin、TUSA
Design
中村孝子
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うみカメラマン・むらいさちが魅せるふんわりロタ

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中村孝子
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この記事は約4分で読めます。

どうやって潜るの?
ロタのダイビング事情

今回、お世話になった「RUBIN(ルビン)」が位置する、島の西側に突き出した半島をぐるりと囲むように点在するダイビングポイント。半島の南と北のポイントで港が異なり、北のポイントで潜るならショップの目の前の港を利用し、南のポイントの場合は船に乗って数分街中を移動し、そのままボートごとエントリーすることができる。

ロタ(撮影:むらいさち)

半島南部を潜るときは、船ごと港に移動する

また、ポイントまで近く(通常、5~7分、最大でも20分ほど)、1本ずつショップに戻ってくるスタイルなので何とも楽ちん。
RUBINでは2艇のボートを所有していて、ゲストの人数、海況に合わせて操船。セッティングからエントリー、エグジット、器材の片付けまでサポートしてくれる、いわゆる殿様、お姫様ダイビングが楽しめる。
ダイビングごとに船を水洗いする几帳面なオーナーの山本博さんと康代さんのケアで、ダイビングを含む一日を、とても快適に過ごすことができるのだ。

ロタ(撮影:むらいさち)

港に到着したら、車から船を切り離し、そのまま海へエントリー!

透明度は60メートル!
世界最高の透明度とロタ・ブルー

出港すると、まず、一面のブルーの世界に息を呑む。特に浅瀬の海はブルーに乳白色を溶かしたような、アクアブルーの美しい海の色はロタ独特のもの。

ロタ(撮影:むらいさち)

また、船上から水深30mの海底が見えるほどの透明度で、エントリーすると、さらにスコーンと抜けた凄まじい透明度。もはや泳ぐというより飛ぶ感覚に近い。世界一とも言われる透明度は、実際に計測してみると噂に違わず60m! それでも、年間700本潜っている山本さんに言わせれば、まだまだということなので100mなんて世界があるのかも……。

そんなロタ・ブルーの正体は、島の構造が関係しているらしい。
マリアナの自然資源を守る政府機関DLNRのケビン氏によれば、透明度の理由は、まず、石灰岩でできた島が濾過(ろか)装置の役割を果たし、標高500mのサバナ高原に降った雨は地中深く浸透し、ろ過され、湧水となって海に流れるからではないか、とのこと。
実際ロタの水道水は、ミネラルウォーターがそのまま出てきて飲料水に適しているし、下水も敷地内の地下浄化槽に浸透させれば浄化されて海に戻ってしまう。

ロタ(撮影:むらいさち)

ボートのヘリからバックロールエントリー

そして、この解けたカルシウムに太陽光線の中の青色を反射する性質が、独特のロタ・ブルーを生み出していると言われる。
むらいさちも「ミクロネシアは透明度が高くて、真っ青で大好きな海だけど、ロタの海の色は見たことのない青。それに、魚は少ないけど、この透明度は病み付きになるね。上がりたくなくなっちゃうよね」と本当に安全停止の長いこと、長いこと……。

山本ガイドに聞く!
透明度のベストシーズンはいつ?

年間通して平均気温が変わらない島としてギネスにも認定されているロタ島は、その透明度も、風さえ安定すれば年間それほどの変化はありません。平均透明度は40m、最低でも30mは見えていて、風が安定する3月下旬から6月下旬は、マリアナ海溝を通過したきれいな水が絶えずにやって来て50m、60m、希に70mを超える透明度を味わうことができます。

ロタ(撮影:むらいさち)
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