水中写真家・越智隆治が初めて潜った本州最南端「串本」
Kushimoto / 串本
マクロでも、ワイドでも、被写体に困らない贅沢な海
Kushimoto / 串本
マクロでも、ワイドでも、被写体に困らない贅沢な海
- Photo&Text
- 越智隆治
- Special Thanks
- 串本ダイビング事業組合
- Design
- PnariDesign
マクロ狂のうた。
バラエティー豊富なラインナップ! 串本のマクロスターたち
外洋にしても、内海にしても、とにかくワイドの被写体に困ることがなかった串本。
このままではマクロ撮影を忘れてしまいそうだったので、後半はマクロメインの撮影を行った。
魚種は未発表種も含めて1300種以上になるという。
日本全体には約4000種の魚類が生息していて、串本で確認されているのは、その3分の1になり、魚種の豊富さでは串本が日本一なのだそうだ。
だからなのか、マクロの被写体にも困らない。
普段から撮りたいと思えるような熱帯系のカラフルな魚も普通にうろちょろしていて、ワイド撮影しながら、早くあの子を撮影したいな~と横目でちらちらと眺めていたりした。
ページの関係で、撮影したもの全部は無理だけど、今回撮影した魚たちをここでは、一気に写真で紹介していく。
浅い内湾から、深場、砂泥地と、生息環境も様々。
そんな中で生物を熟知したガイドたちに案内されて撮影するマクロ生物たち。
初めて潜った串本でもあったので、少しでも多くの種を撮影しようと、慌ただしく撮影していったものがほとんどだけど、次回はもう少し腰を据えて、一つの被写体にじっくり時間をかけて撮影してみたい。
串本という海は、それができる海であることは間違いない。