ヘッドラインHEADLINE

イワシでも映える!?マコ旅@モアルボアルからみえた”映える秘密”とは?閲覧無制限

カテゴリ:
行ってきたレポ
タグ:

フォロワー11万人を超えるインスタグラマー、maakomindさんが同行するマコ旅。
笑顔あふれるモアルボアルのマコ旅に、カメラマンとして同行してきました。
そこでみえてきたmaakomindさんの”映える”秘密を、旅の写真とともにお伝えします。

マコ旅って知ってますか?

Instagramは今や若い女性層だけでなく、老若男女、芸能人から一般人まで、広く愛されるツールの一つとなったが、俗にいうインスタグラマーの中でも群を抜いた存在感を示すmaakomindさん。

彼女は普通のOL時代を過ごした後、世界一周の旅に出かけた。
そこで出会った人、見た景色、感じた空気、触れたもの、食べたもの、その全てが、彼女のそれまでの人生や価値観の殻を破り、今の彼女の髪の毛1本1本にまで浸透し、maakomindを構成する。

そんな、エネルギッシュでパワフルで、そして繊細で一切の手抜きのない彼女がおくる「マコ旅」とはどんなものなのか。
2泊3日セブ島モアルボアルの旅に、カメラマンとして同行した。

マコ旅は、maakomindさんと一緒に海を思いっきり楽しめる、不定期開催のツアー。
普段のマコ旅は女性オンリー。
10代の女の子から、お子様のいるママまで、参加者のくくりはひとつ、女性であること。
Instagramで彼女を知ったフォロワーたちは、彼女の写真に癒され、彼女の生き方に共感し、彼女の言葉に勇気をもらい、そして思う。

“いつか一緒に旅に出られたらどんなに幸せだろう…”

そんな夢を叶えられるのがマコ旅の魅力の一つだ。

マコ旅

「映え」とは!

「インスタやってる?」
もはや愚問。
若い世代や、特にダイバーの中ではログブック以上に浸透率の高いアイテムではないか、と個人的には思っている。
ダイビングやシュノーケリングに行く道中の素敵な景色、みんなで食べるランチ、水中は言わずもがな、アフターダイビングや、帰り道の夕日。
Instagramの使い方に精通したインスタグラマー達は、そういった“映え”なポイントを知り尽くす。

でも映えって何だろう?
言葉は進化するもの。
現在は「映え」であるが、ほんの数年前までは「フォトジェニック」と言っていた。
意味は同じだが、ちょっとニュアンスが違う、、、と僕は思う。
そしてさらに、おそらくそのニュアンスさえも共有している若い世代の中でも、maakomindさんの感覚は違う、、、と思うのだ。

maakomind

今回のマコ旅の行先はモアルボアル

さて、そんなmaakomindさん率いる今回のマコ旅の行先は、フィリピンはセブ島のモアルボアル。
フィリピンの中でも屈指のリゾート地、セブ島の中でもじわじわと人気が高まるダイビングスポットだ。
一説には2億匹ともいわれるイワシの大群が名物。

“イワシで映える”
想像がつくだろうか?
さらに、モアルボアルはセブからバスで3時間ほど離れた素朴な田舎町。
リゾートだが、のどかで”何もない”が魅力の場所だ。
この”何もない場所”と”イワシ”で、映えるのか?

結果、映えました。

どうやら、作り込まれた便利な施設や快適な空間、誰しもが憧れるキュートな海のアイドルがいることは、必ずしも映えるための条件ではないらしい。

モアルボアル

イワシを映えに変えるmaakomind

2億匹のイワシに突っ込む!!

映えるためには美しく突っ込まなければならないのだが、これが簡単ではない。
マコ旅参加者たちはスキンダイビングで上から突っ込む。
カメラマンの僕はタンクを背負いスキューバダイビングでそれを待ち構える。
僕からは、大量のイワシの群れが視界を遮るため、水面にいるスキンダイバーの姿は確認できない。
僕の泡を頼りに、現地ガイドにリードされた参加者が、そこに突っ込んでくるのだが、2日間ずっと潜ってカメラを構えていると、だんだんわかってきた。

maakomindか、否か。

なんでだろう。
maakomindさんがくると、イワシの群れが思ったように絵になる。
つまり映えるのだ。
下で待ち受ける僕からは誰が来るかわからないのだが、不思議なことにイワシの動きでmaakomindさんだな、そうじゃないな、が判断できる

モアルボアル

あるとき、maakomindさんだと思ったら、来たのはカメだった、ということがあった。

モアルボアル

maakomindさんが潜ってきたとき、カメが泳いできたとき、イワシは逃げるのではなく、コースを開けてあげているような、ふわっとした広がりを形成する。

なるほど。
そうか。

maakomindさんは「ケミカルなものは海に入れたくない」といつも言っている。
そのmaakomindさんのマインドが、自身の泳ぎ方やそのコース、動作にも表れ、きっとイワシの群れにも敏感に伝わっているのだろう。

2日目の最後の最後には、参加者の皆さんも海に溶け込むような入り方ができるようになってきた。
決して深く潜れるとか、長く息を止められるとか、うまいフィンワークができるとか、そういうスキルだけの問題ではない。
いかに海に溶け込むか、自然の構成物として生物たちに受け入れられるか。
映えるか映えないかの壁はそこだったのだ。

ぐるんとイワシが彼女のコースをあけてあげた

ぐるんとイワシが彼女のコースをあけてあげた

カメのそれと同じ丸

カメのそれと同じ丸

カメもイワシも、人を気にしなくなった

カメもイワシも、人を気にしなくなった

「私、スキンダイビング初めてなんです…」でも、これ!

「私、スキンダイビング初めてなんです…」でも、これ!

水面で参加者のリードと安全を徹底してくれたガイド 国内でも海外でも、現地ガイドにはいつも頭が下がる想いだ

水面で参加者のリードと安全を徹底してくれたガイド
国内でも海外でも、現地ガイドにはいつも頭が下がる想いだ

“とことん楽しんだもん勝ち”なマコ旅スタイルで笑顔が伝染していく

マコ旅
マコ旅に参加されるゲストの皆様もまた、快活な方が多い。
麦わら帽子にサングラス。
足元は、どこでも歩ける最強の履物ギョサン。
とことん楽しんだもん勝ちを地で行くスタイル。

マコ旅参加者にはリピーターが多い。
リピーターいわく、『初めて参加したときは緊張したけど、すぐに共通の趣味を持つ仲間と打ち解け合い、マーコさんも距離が近くていろんなお話もできたし、なによりそこで体験した時間と遊び方が自分の今までの旅の価値観を180度変えた!』と。
そこからは仕事も今まで以上に一生懸命こなし、また次のマコ旅に向けて頑張るのだとか。

今回の旅にも数名のリピーターがいて、でしゃばることなく、でも自然に初参加組をリードする姿が印象的だった。

maakomindさんはいつも笑っている。
リピーターの皆さんはもちろん、初参加組でさえ最初の自己紹介が終わると、自然な笑顔に生まれ変わっていく。
そこでもmaakomindさんが上手にリードしてくれ、リピーター組がサポートする、マコ旅のチームワークが出来ていた。

笑顔が笑顔を作る。
気付けば、リピーター組も初参加組も、maakomindさんもカメラマンである僕も、マコ旅を受け入れる現地サービスのスタッフも、現地の街でズラズラ歩く僕らを見る他の旅人も、僕らに駆け寄る現地の子供たちも、みんな笑顔だった。

マコ旅 モアルボアル

みんなも一緒に映えましょう!(笑)

自然と調和する。
自然に溶け込む。
水になり、空気になる。
人に会い、話し、笑う。
そこにあるものを慈しむ。
マコ旅の、maakomindの映えとはそういうこと。

ただひとつ、カメラマン目線での後日談としてmaakomindさんと食事をした時のこと。
今回の撮影に限らずmaakomindさんは残念写真がないという話題で、例えば半水面での脚、魚やサンゴと対峙する距離と向き、水中から浮上の際のフィンワークなど、どうしてもゲストさんは足が開いてしまっていたり、「あ~そっちじゃないのに」って方向に行ったりするけど、なにか意識してることは?
について嬉しい回答を頂いた。

“仁さんの普段の撮り方、今日の仁さんのレンズ、このサンゴと今の太陽の位置からすると今こう撮りたいと思ってるな…が、だいたいわかるから”

バレてたか…(笑)
自然との調和と融合もさることながら、カメラマンとも阿吽の呼吸を構築する。
マコ旅参加者の方も、こういう小さな小さな気遣いと、それによる大きな効果の虜になるのだろう。

マコ旅最終日、解散式での参加者の皆さんの笑顔は、最高の映えでした。

あとがき

今回のマコ旅は2020年3月初旬に行われました。
まだ世間の感覚も、僕も、COVID-19(新型コロナウイルス)に対して甘く見ていた時です。

今、世界中がこのウイルスと真剣に戦っています。
世界中の人々が答えのない議論で争うのは心が痛みます。

正解はわかりません。ただ、不正解以外、全て正解です。
手洗い・うがいの徹底、不要不急の外出を控えること、正解です。

読者の方々も旅に出たくてうずうずしてらっしゃることでしょう。
うずうずすること、大正解です。

僕らの大好きな海や世界中のガイドたちも、皆さんに会いたくてうずうずしています。

世界中のみんなが協力して今回のCOVID-19との戦いに勝利したとき、
その喜びと、ため込んだパワーを、是非世界のガイドたちにぶつけて頂きたく思います。

じん

maakomindさんのプロフィール

maakomind
大阪府出身。短大を卒業後、商社に入社。OL時代に旅行した沖縄の魅力に惹かれ移住。マリンSHOPのスタッフとして海のそばで暮らしインスタグラムをスタート。そして3年後の2014年オフシーズンを利用し、5ヶ月間をかけて世界一周の旅を経験。世界各地の絶景をmaakomindのチャンネルに、特独の感性で撮影した写真をインスタグラムで公開。瞬く間に7万人のフォロワーを得て、現在のフォロワー数は11万人を超える。
現在はダイビング指導団体BSACのスノーケラーとスキンダイバーのCカードに起用され、ダイバー誌の表紙を飾り、マコ旅と銘打つ彼女が同行して国内外の海を訪れるツアーは1時間以内に完売する。インスタグラムを飛び出したMAAKOの快進撃は続く。

井口仁さんのプロフィール

オーシャンスタジオ井口仁さん

元プロラグビー選手という異例の経歴を持ち、現在は水中写真家と並行し、石垣島でダイビングサービスOceanStudio(オーシャンスタジオ)を経営する。
カメラ派が過ごしやすい環境にこだわった施設内には、ダイビング専用プールやクラブハウス、そして石垣島の古民家風宿泊施設とレストランが併設され、自らが操船するボートで、その日最高のポイントを目指して今日も舵をとる。

井口仁さんのInstagramはこちら
OceanStudio(オーシャンスタジオ)
宇宙宿
がじゅまるのブランコ

ページトップへ