すべてのダイバーがお参り必至!? 2017年・酉年の始まりは、気象神社で好天をつかみ“とり”
楽しみにしていたダイビングが悪天候で中止になったり、
期待していた透明度が楽しめなかったり……。
そんな経験、ダイバーなら1度や2度はあるのでは?
酉年の2017年、お天気の神様を味方につけて、脱! 雨男&雨女宣言!!
ということで、向かったのは、日本で唯一の“お天気の神様”。
天候を司る神様を祀る、東京・高円寺にある「気象神社」です。
まずは氷川神社で
お参りを
気象神社があるのは、JR高円寺駅のほど近く、氷川神社の境内。
予報の的中を願う気象予報士や、天気に仕事が左右される建築業者、運動会や旅行の晴天を願う参拝者が数多く訪れます。
JR高円寺駅南口から歩いてすぐの場所にある氷川神社。
珍しい黒色の鳥居が目を引きます。
まずは手水舎(ちょうずや)でお清め。
鳥居をくぐってすぐ目の前にあるのは、神明造りの氷川神社の社殿。
御祭神は素盞鳴命(スサノオノミコト)で、悪霊退散、疫病退治、五穀豊穣、身体健康、縁結びなどのご利益があるそう。
気象神社に参拝し
好天ダイビングを祈願
社殿の左手にあるのが、気象神社です。鳥居をくぐる前から、たくさんの絵馬が飾られています。
昔は下駄の表裏で翌日の天気を占っていたことから、絵馬はなんと下駄の形!
赤と黄色の鼻緒がかわいい絵馬が奉納されています。
絵馬には「結婚式が晴れますように」「雨女を卒業したい」といった好天祈願がたくさん。
なかには「沖縄DIVE晴れますように」「台風こないで」といったダイバーならではの願い事もあります。
そのまま参道を進み、
いざ、日本で唯一の天気の神様の元に到着!
気象神社の御祭神は、知恵の神とされる八意志兼命(ヤゴコロオモイカネノミコト)。
有名な天岩戸神話で、隠れた天照大御神(アマテラスオオミカミ)を連れ出すべく、天岩戸の前で祭祀を取り仕切った神様です。
悩みや迷いがある時に参拝すれば、いい知恵を授けてくれるかも。
もともと気象神社は、旧陸軍気象部の構内にありました。
当時の気象観測員たちは、出勤前に気象予報の的中を祈願していたそう。
戦後に撤去されるはずが、調査漏れで残ったため、現在の氷川神社に移設されました。
なんとも強運な気象神社。
その強力なパワーに期待大です。
早速、2017年のダイブが好天に恵まれるよう、神様にお願いします。
御守をGETし
おみくじを引くと……
気象神社のほか、稲荷神社、御嶽神社、日枝神社も祀られています。
“びゃっこさん”と呼ばれる稲荷大神のお使いも鎮座。
どうせならお天気の神様のご加護を1年間ずっと授かりたい!
お守りを手に入れるべく、社務所(神符授興所)へ向かいます。
下駄絵馬のほか、開運厄除御守、旅行安全御守、健康御守、金運御守など
さまざまな御守が用意されています。
選んだのは、カード型の「必天気御守」(500円)。
いつも身に着けて、気象神社のご利益を授かりましょう。
おみくじにも挑戦! 木箱を振り、出た番号を告げておみくじを受け取ります。
やった! 大吉でした~~。これで2017年のダイブ運もバッチリなはず!!!
さらなる幸運を期待して、境内の木に結んで帰りました。
水の神さまや太陽の神さまを祀る神社は数多くありますが、晴・曇・雨・風・雷・電想・雪・霧の8つの気象現象を制御、祈願できる神社は日本でもここだけ。
ダイビングの安全と晴天祈願に、ぜひ行ってみてくださいね。
2017年も、みなさんが安全な海況とすばらしい天候に恵まれますように!
気象神社
東京都杉並区高円寺南4-44-19 氷川神社境内末社
JR中央線高円寺駅下車、南口から徒歩4分