体当たりリサーチ!スペイン・バルセロナ近郊でダイビングできるのか!?〜コスタ・ブラバのトッサ・デ・マールに初潜入〜

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初めまして!水陸写真家の蓮池ヒロと申します。
ダイビングのメッカ静岡生まれの25歳で、フリーランスのWebライターと水中と陸上で写真家として活動しています。

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突然ですが私、「30代でスペインのバルセロナへ移住すること」を目標に活動中です!
理由は、「スペインサッカーを毎週観る生活をしたい」から。
学生時代にFCバルセロナのサポーターになってから、時差にも負けず毎週試合を観ているぐらい好きになりました。

好きなことには一直線、単純な性格なんです。笑
移住後はスペインを中心に、訪れた場所の水中と陸上の魅力を写真と文章で伝えていく予定ですので、今からどうぞお楽しみに!(いつになるやら・・・苦笑)

さて先日、憧れのバルセロナへ1ヶ月間プチ移住をしてきました!
サッカー観戦はもちろん、バルセロナ近郊のダイビングができるスポットを調査して、早速潜ってきました。

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今回の記事はスペインに行かれるダイバーの皆さんに、情報がまだまだ少ないバルセロナ近郊のダイビングスポットとスペインの海の魅力をご紹介していきます!

スペイン人から教えてもらった
Costa Brava(コスタ・ブラバ)

バルセロナ移住を目指すわけですから、現地のダイビングポイントの開拓を始めることに。
「シーフードが美味しい海の街だから、ダイビングできる場所がいっぱいあるでしょ!」と軽く考えていましたが、どこで聞き込みをしても返ってくる答えは、

「バルセロナでダイビング?聞いたことないぞ」のひとこと。

はい。焦りました。

バルセロナに移住したいのに、大好きなダイビングができないかもしれないなんて…
でも私も諦めが悪いので、質問を変えます。

「バルセロナから一番近いダイビングスポットはどこ?」
「うーん、Costa Brava(コスタ・ブラバ)かなぁ。綺麗なビーチがあるよ!」

他のスペイン人に聞いても、やはり出てくるワードは「Costa Brava(コスタ・ブラバ)」です。
果たしてどんなポイントなのか調べてみると、バルセロナと同じカタルーニャ州にあるスポットだと判明。

ただ「Costa Brava(コスタ・ブラバ)」は広いエリアを指していて、日本で言うと「伊豆」と言われているようなものです。
さらに調べていくと「Costa Brava(コスタ・ブラバ)」の「Tossa de Mar(トッサ・デ・マール)」という、美しい地中海のビーチに行くダイビングショップを発見します。

今回はバルセロナ市内にあるダイビングショップ「4alldivers(フォーオールダイバーズ)」を利用して潜ってきました!

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バルセロナから車で約1時間半の
「Tossa de Mar(トッサ・デ・マール)」へGO!

「Costa Brava(コスタ・ブラバ)」の最も南にあるビーチの一つ「Tossa de Mar(トッサ・デ・マール)」は、バルセロナからのアクセスが良好。
車でおよそ1時間半で、日帰りが可能です!しかしもバルセロナ市内から送迎してくれるので、迷う心配もありません。

バルセロナ近郊と聞き込みをしたので「遠い場所だったらどうしよう」と思いましたが、近くて安心です。
移動時間はひたすらお喋り。スペイン人は話をするのが大好きなので、会話が途切れません!笑

現地の言葉であるカタルーニャ語と私の簡単な英語で、不思議と会話は成立。
ダイビングという共通事項があるので、コミュニケーションが取りやすいのかもしれません。

あっという間に到着です。

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いざ、スペインの海へエントリー!
砂地が広がり、多種多様な生物たちが顔を出す

「Tossa de Mar(トッサ・デ・マール)」はビーチエントリーで、砂地が広がるスポットです。
ガイドロープはありませんが、水深は18mを超えないのでライセンス取りたての方でも安心して潜れます。

透明度は10m前後でしたが、通年では15mが平均ぐらいだそう。
そしてポイントの見所は、後ほど紹介するダイナンウミヘビ。
砂地をゆったり回れるのも魅力の一つです。

今回潜った時期は12月初旬でしたが、暑がりな私はダブルウェットスーツで少し寒い程度。
寒がりの方はドライスーツ推奨です。

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今回は360度カメラをメインに動画を撮影しました!


※スマートフォンから360度動画をご覧いただく場合は、Youtubeのアプリでご覧ください。(動画タイトルをクリックするとYoutubeのアプリで開けます)

伊豆で潜り慣れている私にとっては、初めて見る魚の種類に大興奮です。

特に印象深かったのが、砂の中に潜っている何匹ものダイナンウミヘビ。
人が近付くと警戒して、ひょこひょこと顔を出し入れしています。
警戒心が強いのでゆっくりと近付くのが撮影のコツです。

そろそろ帰ろうかと思っていたら、マダコも現れました!
スペインの海はダイバーを飽きさせません。

ちなみに・・・
現地で水中での撮影用に360度カメラを準備していると、珍しかったらしく「見せてくれ!」とスペイン人ダイバーに囲まれてしまいました!
360度カメラは普及してきているとはいえ、特に水中撮影ではまだ見慣れないカメラのようです。
海外の海で目立てるチャンスですよ!

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スペインではダストキャップは乾かさない!
日本のダイビングスタイルとの違いとは

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海外に行くと驚くのが、日本とのダイビングスタイルの違い。
陸上と同様に水中にも文化の違いがあるのです!

例えば、ジンベエザメやイワシの大群も見られるフィリピンでは、セッティングからエントリーまで徹底的に補助してくれる「お姫様スタイル」が主流です。
各自でセッティングをして海へエントリーする「自立スタイル」の日本からすると驚きですよね。

さて、日本とスペインの違いを一体なんでしょう。
それは、

スペインのダイバーはダストキャップは乾かさない!

ということ。

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そもそもこのようにスペインで主流の器材は形状が違います。

日本ではダストキャップを乾かす行為に賛否両論はありつつ、ダイビング後の片付けではよく見る光景ですよね。
しかし現地では誰もやっていませんでしたし、「なんで乾かすの?」と言われてしまいました…

そして魚に関しては、ウツボが珍しいようで水中でも紹介してくれます。
伊豆では当たり前なウツボも場所を変えれば、喜ばれる存在となるのです。

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ただハンドサインも共通ですし、特にダイビング中に慌てるほどの違いは見つけられなかったので、スペインでダイビングを予定されている方もご安心を。

ちなみに可愛い魚がいたときは「Muy Bonito(ムイ ボニート)」とガイドに言ってみてください。
スペイン語で「とても可愛い」の意味です。
さらに人に対しても同じ意味になるので、美女相手にも使えますよ!

自己責任でどうぞ。

■協力:4alldivers(フォーオールダイバーズ)

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今回ガイドしてくれたロジャーは英語が堪能で、案内も丁寧でフレンドリーな方でした。
ダイビングの予約はサイトからできますし、全て英語で対応してくれますので、初めてスペインでダイビングする方も安心して潜れます。

ダイビング料金に写真撮影も含まれているので、ダイビングの思い出もバッチリ。

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「Tossa de Mar(トッサ・デ・マール)」を知り尽くしているので、撮影のタイミングも教えてくれます。
バルセロナでダイビングをするときにオススメできるダイビングショップです!

ショップ名:4alldivers(フォーオールダイバーズ)
住所:Carrer d’Evarist Arnús No. 51, Barcelona
電話:+34 93 321 58 61
連絡先:contacto@4alldivers.co
サイト:http://4alldivers.com/
Facebook:https://www.facebook.com/4allDivers/

無事、スペイン・バルセロナ近郊でダイビングできました!

スペインのバルセロナに行くなら、ぜひダイビングも検討してみてください!

ダイバーが旅行をするメリットは、水中まで観光できること。
海は地表の約7割を占めるので、まだ見ぬ世界が広がっているのです。

バルセロナのダイビングスポットの魅力を振り返ると・・・

・バルセロナ市内から好アクセス
・日本では珍しい種類の魚たちと出会える
・スペインと日本のダイビング文化の違いを感じられる

やはりバルセロナに行ったら、潜るしかありません!

まだまだ情報が少ないバルセロナで行うダイビングは、きっと貴重な経験となることでしょう。
ぜひ試すきっかけとしていただければ幸いです。

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PROFILE
フリーランスの水陸写真家 / 潜水士 / ライター。
1993年静岡生まれ。沖縄在住 / スペイン移住計画。

旅行系企業に新卒入社し、自社ECサイト運営 / 販促企画 / 他社提携サイトディレクションなどを担当。2018年7月より独立してフリーランスとなる。

日常で感じる「鼓動」を捉えた、陰影のある美しさを追求した写真を好みます。水中と陸上の2つの視野を持つ「水陸写真家」として表現していくために、文章・Webを組み合わせて多方面で活動をしています。

写真×文章×Webで"伝わる"情報のデザインとアイデアや話の整理整頓が得意です。多趣味で外向型と内向型のハイブリッド。
キックボクシングジムから帰ってきて、漫画を読む時間が至福です。

「ダイビングと出会ってから様々なことに挑戦できるように。オーシャナの活動を通して"海の素晴らしさ"をお伝えしていきます!」
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