サンゴの美海 @沖縄・石垣島

日本全国潜り歩き 沖縄行脚@石垣島北部
■前編は→こちら

2日目の石垣島北部スタート! 
今日もいい天気。《ダイビングサービス美海》のペットのヤギも元気。


ひたすら頭突きをくらわされる小泉殿だが、ヤギ汁にするのはグッとこらえている

この日から地元出身ガイドのケンタ殿も加わる。

 
絶対に喧嘩はしたくないケンタ殿。実際は優しい(たぶん)

ブリーフィングで小泉殿が
「和尚。ここはエビ・カニがおもしろい根があります」と
ゴルフ解説者・戸張殿ような声で語り出す。
その渋い声を聞くとエビ・カニがすごく見たくなってくるから不思議じゃ(笑)。


ナイスパー

ということで、エビ・カニ目指して1本目の「ビッグマウンテン」へ。

エントリーするとどこまでも白砂が広がっている。

白砂をしばらく進むと、スカテン&キンメ二重層の根が登場。

エビ・カニ、フルコースのスタート。

 
アカシマシラヒゲエビ ベンテンコモンエビ
 
ニゼアカホシカクレエビ バブルコーラルシュリンプ

その他、オトヒメエビ、ミカヅキコモンエビ、
アナモリチュウコシオリエビなどなどエビ・カニの宝庫。

もちろん、他の魚たちもいっぱい。

ツートンカラーつながり。

 
フタイロハナゴイ フタイロカエルウオ

さあ、どこにいるでしょう? のダルマオコゼ。


英名ロックフィッシュと言われるように擬態上手の怖いヤツ

帰り道ではコブシメの赤ちゃんも。


未知との遭遇。お互い

砂地をよく見ると、ヒレナガネジリンボウがちらほら。


ジリジリ行けば結構寄れる

いや〜おもしろい。被写体に困らないマクロ天国な1本となったのじゃ。

北部最終。2本目は伊土奈沖のシークレットポイント。
最近、潜り始めたばかりとのことで期待が高まる。

ブリーフィングで小泉殿が、やっぱり戸張さんばりの声で、
「サンゴがきれいです」と。
そして、その通り、水中はこれまで見た中で№1のサンゴの楽園。

 
根を覆いつくすサンゴ

北部のサンゴ、すごいやないか〜い(尻上がり)。
いやいや最後のこのスポットをもってくる演出が憎いのう。

体に似合わず(失敬)小物好きなケンタ殿のガイドでサンゴの仲間たちを観察。


おもちゃのようなテングカワハギ

最後はピラミッドでシメ!(なぜ?)

一部サンゴはやられていたものの、まだまだ元気なサンゴが元気な北部。
小泉殿によればサンゴは数年で復活するそうで、
実際、復活したスポットも数多くある。
まあ、サンゴを守るというダイナミックな話の前に、
わしらは最低限、フィンで蹴ったり、尻から墜落したりせんように気をつけたいもんじゃ。

夜はもちろん打ち上げ(こればっかりな気も・笑)。

 
ザ・地元な店「たいらファミリー」。ここの大将、おもしろいぞ!

石垣島・北部、《ダイビングサービス美海》に感謝!

★今回和尚がお世話になったお店は《ダイビングサービス美海》
http://www2.ocn.ne.jp/~divecru/

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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