石めくりでまいっちんぐ @沖縄・西表島
日本全国潜り歩き 沖縄行脚 @沖縄・西表島
■西表の場所は→こちら
《ダイビングチームうなりざき》で潜る西表島の2日目にして最終日。
前日は一人遊びの自己満足の世界に浸っていたので、
今日こそはオガンか波照間へ! といきたいところだったが、
さらに風はひどくなり、曽我っちいわく「台風並み」。
■前日は→こちら
ちなみに、夜、金ぴか衣装をベランダに干しておいたら飛ばされ、
早朝探しまくって畑の中で発見。ホッ。
そこで西表島北部にあるバラス・鳩間方面へ。
■西表島のダイビングスポットは→こちら
サンゴやカスミチョウチョウウオの群れも見事だというが、
今日も独りの世界に浸ろうとテーマを決める。1本目は「ビューディー・ペア」。
エントリーすると、ガイドのマメ殿がおもむろにスレートに何かを書きだす。
すわ、大物か!と思いきや、まさかの「マメ」。むむ。二日連続。
はぐれないよーに
サンゴには目もくれず、ひたすらペアを探す。
カスミチョウチョウウオの群れもすごかったがこの一枚だけ
「ペア」という目で海の中を見ると、結構、ペアで行動している魚が多いことに気が付く。
しかし、撮るのは至難の業。
カメラマンに、あれ撮って、これ撮ってと無邪気にリクエストし、
撮れていないと「何で撮れないんじゃ!」と憤慨しておったが、
やってみるとわかる難しさ。
ヒフキアイゴのペア。遠っ!
ヤマブキベラのペア。ちっさ!
見ることはできても、なかなか撮れん。そこで、困ったときの……
クマノミ頼み。なんとかペア。
確実に撮れるウミシダのペア。
たまにはペア×ペアなんてのも撮りつつ。
こうなりゃ、ダイバーのペア。
結局、1本潜ってこれがベストショットのペア。
カクレクマノミは被写体の天才。でも、ちょいブレ
夢中になっていたらあっという間に1本終了〜。
安全停止でも、日々スキルアップに精進
2本目は鳩間島。この西表島最後のダイビングのテーマは、
ブリーフィングで聞いた瞬間、すぐに決めた。
憧れの〝あいつ〟をひたすら探すダイビングじゃ。
ということで、「地形も見事ですよ」という声をぶっちぎり、ひたすら石めくり。
スカートめくりしかり、めくった先にあるのは憧れ。
みんなで石めくり
ほ〜れほれほれ、そんなに怖がらずにちこう寄れ。
どこに隠れたのかのう?
バァ?
ほ〜れほれほれ、悪いごさ、いねが〜。
ペロっ。
なんと、50分間ずっと石をめくり続けるも憧れのあいつは登場せず。
あきらめかけたそのとき、アシストに入っていた平成生まれのクボ殿が、
あいつを発見! あいつの正体は……
海のチアリーダーキンチャクガニ。
手のイソギンチャクがボンボンみたい
思わず水中で絶叫。クボ殿のイガグリ頭をナデナデ。
例年、「オガンと波照間のどっちの船に乗りますか?」という、
贅沢過ぎるダイビングが展開される時期じゃが、
こういうダイビングもたまにはいいのう(ちょっと痩せ我慢)。
わし、オガン何度も潜っているもんねーだ(ちょっと負け惜しみ)。
ということで、西表島、潜ったど!
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夜は曽我っちに誘われラブラブデート。
今やガイド界でも一二を争うほどモテる曽我っちじゃが、
色恋沙汰の話を聞かないのは、ひょっとしてそっちの世界?
なら受けてたとう。わしもいけない口ではない。
曽我っち行きつけの「いるむてぃあ」へ。
海を見下ろす高台にポツリとたたずむ雰囲気のいいお店
乾杯〜。
結局、口説かれることもなく、割とマジメに語りあったものの、
2人とも説得力のない姿……。
風と雨 吹き飛ばされた 衣装と御神(オガン)
石をめくって カニとたわむる
★今回、西表島でお世話になったお店は《ダイビングチームうなりざき》
http://www.unarizaki.com/iriomote/