穴があったら入りたい @雲見・前編
日本全国潜り歩き・伊豆行脚編
穴といわれて、すぐに下ネタか”女子アナ”などという
つまらんダジャレしか思い浮かばず、
いらんことばかり言って墓穴を掘り、女性を見る目はことごとく節穴で、
すっかり人生の落とし穴にはまっている穴だらけ人生のわし。
恥ずかしくて穴があったら入りたい。
というわけで、伊豆半島一の穴場、いざ雲見へ!
雲見を象徴する奇岩”牛着岩(うすつきいわ)”
穴場といっても”知る人ぞ知る”ではなく、穴がいっぱいある穴場。
人気はすでにメジャー級じゃ。
《下田ダイバーズ》に前泊。
アジアンテイストのテラスでくつろぎ、夜はゲストたちと乾杯!
旅の資金を得るべく、セミナーも開催。
翌朝、下田から雲見へ移動し、いざ穴ダイビング。
「ダイビングは死にます」から入るブリーフィングは新鮮。
牛着岩まではボートで2〜3分。
風光明媚な景勝地として知られる西伊豆に位置する雲見。
その海岸線は、海の侵食を受け、断崖や奇岩が連なり見ていて飽きん。
岩は白っぽいが、たぶん加工しやすい凝灰岩で、
だからこそ島にぽっかり穴が空いていたり、奇妙な地形が見られるんじゃろうね。
そして、そんな地形のひとつが「牛着岩」で、断崖絶壁の奇岩がそのまま水中に連なり、
“地形の雲見”を象徴する人気スポットとなっている。
登ってみたり
牛着岩が生み出すの穴を潜る。
穴の中や壁は生き物たちの宝庫。
巨大なコロダイをよく見かける
ミナミハコフグの幼魚、クマドリカエルアンコウ
穴に夢中になっていると、ばっちりはぐれる……。
そんなときは、落ち着いてフロートを上げて迎えに来てもらう。
大小2つの巨大根は、ケーブやアーチ、クレバス、ホールなど、
複雑な地形が入り組み複雑な迷宮を作り出し、いくつものコース取りが可能。
何度潜っても、ドラマチックな穴三昧を楽しめるのじゃ。
後編へ。
「全国潜り歩き」協賛★和尚のダイビング器材
http://diving-commu.jp/pr/item_4848.html