お互い正直になった気がします 〜夫婦でバディダイビングを楽しむダイバーに聞く〜

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人生のバディは
海でもバディ

バディは、互いをよく知っているダイバー同士が組むのがベスト。

友達、恋人、兄弟……いろいろなパターンがありますが、最高のパターンといえば夫婦。
人生のバディが海でもバディなんて、最高なイメージしかないですが、実際のところはどうなのでしょうか?

ということで、今回、お話を聞いたのは榎智美さん。

「まだ結婚して1年未満なのですが、新婚とはまるで思えないような、ダイビング合宿のような旅しかしていません」と、夫婦のお金管理も休暇の計画もすべてダイビングを中心に設計するというダイビング大好き夫婦です。

夫婦がバディのダイビングライフについて語っていただきました。

(以下、榎さんコメント)

バディダイビングのきっかけは、
もっと練習したい! もっと上達したい!

バディダイビングを始めたキッカケは、ダイブマスターの講習でした。

ダイブマスター講習の中で、ナビゲーション・ガイドスキルに苦戦しつつ合格はできたものの、「もっと練習したい!もっと上達したい!」という想いがまだありました。

それにくわえ、講習を通じて陸地に帰ってくることができる知識がついたこと、いつもお世話になっていて自分達のスキルをよく知っていただいているダイブショップのインストラクターの方(師匠のような方です)にも「自分達で行ってみたら」と言っていただいたこともあり、少し自信がついたことも後押しになりました。

そんな時にocean+αでバディダイビングに関する記事を見かけました。

それまではよく調べもしないうちからなんとなくどう始めたらいいのかわからないと思っていましたが、記事を読んで第一歩を踏み出すことができました。

「明日行こう!」で気軽に予約
ダイビングがより身近に

バディダイビングを始めて、ダイビングがより身近なものになりました。

多少寝坊しても誰かに迷惑がかからないし(笑)、「明日行こう!」という気分屋でも予約がとれるので、ダイビングに行く回数も増えました。

そして、貴重な週末を「半日」でダイビングができます。

私達の場合、バディダイビングなら深夜~早朝に出て朝1から潜り、昼前には終えて15時頃には帰宅、家で夕飯後にログつけしています。

ダイビングは、冒険感がたまらなく楽しいです。
自分達で突き進む「ワクワク」や目当ての生物を見つけた時の「感動」も倍に!

聞ける人がいないくて自分で調べるからこそ、魚の名前を覚えるのが楽しくなりました。

でも、生物は見つけられません……(涙)。
現地のダイビングショップの方が皆さん暖かく、どこに何がいるか教えてくださるのですが、自分たちでは見つけられないことが多いです。

バディダイビングを経験して、インストラクターやガイドの方のアドバイスのありがたみが増しました。

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優しさのある時間を共有することで
日常生活にも変化が

夫婦でバディダイビングをするうえでの一番のメリットは、気を使わないことです。

水中でじっくり写真を撮りたい時も、気になったものを見つけた時も、夫婦だから気を使わずに自分たちらしいペース配分ができます。

あと、海の中の大自然に身を置く機会をバディとして共有していると、必然的に相手に対して正直になる(なった)気がします。

特にバディダイビングはリスク管理も自分たちの他に頼る人がいない分、必然的にお互いを気遣い合う、優しさのある時間を持つので、日常生活で家事の押し付け合いになりそうな時に思い出すようにしています(笑)。

デメリットは、特にありません。

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これからは、もっといろんな海を見たい、大物をもっと見たい、魚をもっと覚えたい、マクロ生物をみつけられるようになりたいです。
あと、ボートダイブのナビゲーションスキルを身につけたい、などなどやりたいことも山積みで、これからもバディダイビングを楽しく利用させていただきます。

【Profile】

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榎智美さん @埼玉県
経験本数115本、PADIダイブマスター

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