筆おろし続きの濃い週末
筆おろしの続く濃い週末だった。
木曜日、金曜日はテックダイビング筆おろし。
和尚はスーパーダイバーだが、僕はなんちゃってイントラ。
しかも、ご存知の通り、もともとストレスダイバー。
初めての講習は不安とストレスだらけで、
『スキルアップ寺子屋』を思い出し、
「深呼吸、深呼吸。エッチな妄想、エッチな妄想」とストレスと格闘。
ヘトヘトになりながらも、自分のスキルや知識を見直すいい機会となったのでした。
あの本、役に立ちますね(笑)。
テックの世界。プロのダイバーには、
さわりだけでものぞいておくことをぜひオススメします。
一般の方は興味があれば。
※この様子は『マリンダイビング』1月号から短期連載で紹介します。
土曜日は「ご近所潜り隊」に混ぜていただき逗子筆おろし。
湘南周辺在住&仮住まい(笑)の一色さん、ナハハさん、逗逗さん、
ミカリンさん、まこ社長、僕のmixiつながりダイバー計6名で、
《ダイビングショップNANA》にお世話になる。
こう言っては失礼だが、実は逗子の海にはあまり期待していなかった。
どちらかと言えば人とのつながりに興味を持って参加したのだが、
逗子、すまん。あんた、いい仕事したよ。
手付かずのソフトコーラル
イボヤギが根にびっしり張り付き、トサカやウミウチワが根に咲き乱れている。
渦巻く魚群
中層をイサキやアジの群れが行き交い、
ワラサが突っ込む迫力のシーンが目の前で繰り広げられる。
ネンブツダイの群れに寄れば、前が見えないほどだ。
ハイライトは「大鷹根」の根上。
水深10㍍の根の上には〝主〟といった面構えのマダイがデ〜ンと構え、
マダイのくせにクリーニングフィッシュらしき魚を従えくるしゅうない。
主が小魚に突っ込んでいくと、モーゼの十戒のように魚が引けて主の形が縁取られる。
根の上で黒ずんだ老成魚に昇天。
家から30分のご近所に、こんな海があっただなんて。
ご興味がある方は、ぜひ《ダイビングショップNANA》さんへ。
ちなみに、こんな愛いやつも登場。
ミジンベニハゼ
昼食は、一度行ってみたかった「ゆうき食堂」
アンキモと刺身の2点盛り。これでたったの1000円。
量もたっぷりで鮮度もよし。いやいや、うまかった。
ダイビング後はいったん家に帰り大船に再集合。
これもご近所ダイビングのいいところ。
大船は飲みから参加のダイバーさんも合流し14名の大所帯。
潜り組6名。
SAYさん、ケムンさん、★かおりんさん、ヒロシさん、今川さん、春うららさんの
mixiとか《ココナッツ》とかケラマとかいろいろつながり7名。
NANAのガイド、オスミさん、てるさんの2人。
「アニメやフィギア、それに包帯、眼鏡というようなアイテムは、
すべてスイッチなの。スイッチではなく目的になるとマズイ方向へ行ってしまうんだよ」。
どうしよう。いろいろ話をしたはずなのに2次元の話しか頭に残っていない(笑)。
土曜日は、仕事ときどき女子筆おろし。
正確には、女子と食べに行ったお店が筆おろし。
早朝から仕事があり、シコシコ片付けていると、
かわいい後輩ちゃんから「そっち方面へ行くのでご飯でも」と嬉しいお誘い。
どのお店にしようか悩んでいると、
前日の逗子潜りで一色さんがオススメしていたお店を思い出す。
「ヅケ丼がうまい」とか「利益を出すつもりがないような値段」
というのも魅力的な言葉だったが、
何より「女性と行くのに最高」という言葉に導かれ、鎌倉の『宗達』へ。
一瞬、ジーパンで入るのをためらうほど上品な店構え
入店すると、後輩ちゃんが
「今すれ違った女性の方、寺山さん見て驚いていましたよ」
と言うので振り返ってみると、
なんと昨晩大船でご一緒した、★かおりんさん&ヒロシさん夫妻。何たる偶然。
「和尚、がんばってくださいね〜(ニヤリ)」と言われ赤面するばかり。
席に座ると中庭を見ながら並んで座るスタイルなのだが、
中庭を挟んだ向こう側はショッピングスペースになっており、
再びそこに★かおりんさんが。
そしてニヤリの視線(笑)。手を振り合いながら、やはり赤面するばかりでした。
鮪のヅケ丼は旨く、安く、お上品。
そして、雰囲気もよく何より穴場なのか空いている。
これから何度も、
さも自分のレパートリーのように女性をここに連れていくことだろうが、
もし僕にここに連れていかれても、
知らんぷりして「いいお店、知ってるね〜」って言ってください(笑)。
ヅケ丼の唯一の欠点は量。
育ち盛りの僕には少しモノ足りず、午後は鎌倉食べ歩き。
煎餅2枚、ピロシキ1つ、お団子2つ、チョリソー1本、サバ寿司をビールで流し込み、幸せなひと時。
夕方からはシコシコ企画書作りに励み、深夜2時に終了。
ソファーに横になりながらこの濃い週末を思い返していると、泥のように眠りに落ちたのでした。