中村征夫さん
今日、ふらりと「新橋BOX」に立ち寄ると、
水中写真家・中村征夫さんがいらっしゃった。
いきなり目の前に現れてアワアワ・モジモジしてしまった僕に、
征夫さんの方から気さくに声をかけていただき、
恐れ多くも、楽しく贅沢な時間を過ごすラッキーな日となった。
何て言うんでしょう、わかる人にはわかると思うのですが、
僕にとって、征夫さんとじっくりお話できるのは、
有名女優と話すより嬉しい時間なんです。
写真のこと、環境のこと、古巣のこと(征夫さんも僕と同じ古巣の出身)、
日本各地の漁法のこと、ダイビング界のこと、
などなどコアな話を終電まで何時間もじっくりお話することができた。あ〜幸せ。
写真家を志すきっかけ、写真に対するこだわり、撮影秘話などは、
単純にファン目線でワクワクしながら聞き入ってしまった。
環境に対しては、僕が以前から「何だかな〜」と思っていた、
オニヒトデ駆除やサンゴ移植、サンゴ礁年などについても、
共通認識があることを知り、嬉しかったりした。
エセ・エコへの分析も深くためになった。
古巣の話はいろいろ顔が浮かぶだけに、ただただおもしく、
クジラになった望月カメラマンの話は心に滲みた。
漁法の話では、佐渡の手づかみサンマ漁や甲浦の蛤漁、
奄美の待ちうけ漁の話が抜群におもしろかった。
お金を払わなくていいのだろうか(笑)。いや、ホントに。
そんな征夫さんの写真展が現在開催中。
http://www.tokaitokyo.co.jp/main/information/event/photo2009/index.html
明日は征夫さんがいらっしゃるので、皆様もぜひ足を運んでください。
僕も明日見にいこっと。