カメラ借りに行って、寿司食べて、にゃんこ
昨晩は、うーちゃんのご自宅へ。
キャンタマがつるつるなファンキーなおじさん。
急きょ、僕がフィッシュアイで撮影しなければならない仕事が入り、
まこ社長も同時期にフィッシュアイ使っているし、プロに借りるのも何だし、
このためだけに一眼カメラとハウジングのセットを買うのも何だし、
メーカーさんから借りる手続きの時間がないしで、さてどうしようと思っていたところ、
そういえば、うーちゃんが一眼持っているけど使っていない
というようなことを言っていたことを思い出し、電話してみると、「いーよー」と。
チャンバーのある荏原病院近くのご自宅にうかがうい、
カメラ機材の入ったバッグを受け取るもおそろしく大きい。
開けてびっくり、一眼カメラ2台、ハウジング2つ、レンズ4つ、ストロボ2つ。
プロ顔負け。使ってみたくなり、全部お借りしてしまった。
その後、うーちゃん行きつけの「高砂寿司」へ。
僕もうーちゃんも、ここの大将もみんな法政大学出身ということで話も盛り上がる。
http://www.takasagosushi.co.jp/
何でもこの辺りは、官僚やら大企業の重役やらが住むハイクラスの街のようで、
昨晩、たまたまお話したお客さんも有名な音楽家と日本有数の企業の御曹司だったり。
結果、慶応大学と東大の方が多いらしい。
法政出身の人はフリーや起業する人が多いという話になり、
「大企業に入ってしまうと、使われておしまいの立場しかいけないからね〜」と大将。
大将はバブル全盛のころ、皆が横文字の職業や大企業に入っていく中、
一応、内定もたくさんもらっていたが、最後は家業を継ぐと決め職人を選んだ方。
周りに左右されず、ブレずに職業をまっとうするのは格好いい。
Facebookを活用するなど頭も柔らかく、話していてとても楽しかった。
笹切りの達人で、こんな本も出している。
最近、肉屋の父スズオと料理することが増えているが、その包丁さばきには惚れ惚れする。
それに今思えば、牛を1頭を解体する技術はすごかった。
あの頃はひとつの場所にとどまって仕事をするというのが考えられなかったが、
今は職人に憧れる。武道もそうだけど、せっかく身近に至高の技術や価値があったのに、今になって価値を再発見するというのも皮肉。
「ツアーコンダクターになって世界中を飛び回りたい」だなんて、
文系のアホが考えそうなことを、アホだから考えていたな〜(笑)。
大将がオススメしてくれた鯨のユッケが絶品。
臭みはまったくなく、むしろ牛よりあっさり。
最近、口にできなくなってきているユッケが大好きな僕にはたまらない。
その後、土瓶蒸しから寿司へ。日本酒がすすむ、すすむ。
寿司屋を出て、創作ダイニング「海」というお店へ。
御主人が素潜り大好きで、海水魚の水槽やダイビング雑誌も置いてある。
すでに気持ち悪くなっていた僕は、久しぶりに吐き、
緑茶ばっかり飲んでいたので、今度はまともな時に来てみたい。
深夜タクシーで帰宅し、婚姻色の謎を解かねばと気になるにゃんこの公園へ。
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謎は解けたけど、なんだかなもう(笑)。