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メリークリスマスなんて来ないぞ、このヤロー!~ウツボが引き裂いた恋!?~閲覧無制限

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徒然コラム
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ハッピークリスマスのお話に「思いがあっても、ダイビングは誰とも引き合わせてくれないぜ!」とか「クリスマスは恋人の日なんかじゃねー」とやさぐれている人や、幸せな水中結婚式なんて「メリー苦しみやがれ!」としょうもないおやじギャグをシャウトしている、そこのあなた!
のために、ダイビングが引き裂いた失恋話を(笑)。
人づてに聞いた話なので、本当かどうかはわかりませんが、まあ噂話として。

八幡野でのダイビング(撮影:越智隆治)

ウツボが引き裂いた恋

新婚旅行の下見(!)として、とある南の島に潜りに来たカップル。

何日目かのとある日のダイビング。
なんと、男性がウツボに指を噛まれるハプニング!
そこまでひどいケガではなかったものの血が出ていたので、ガイドはすぐに浮上することに。

そんな男性を見て、女性は急いで泳ぎ寄ってきて、心配して一緒に浮上……するかと思いきや、男性のカメラを奪い取って、ダイビングを続けたそう(笑)。
おそらく、そんなに大した事態だとは思っていなかったのでしょう。

そして、帰りの飛行機の中。

男性が思い切って胸の内を吐露するかのように「俺はあの時、一緒に上がって欲しかったんだ!」と女性を非難。
対して女性は「情けない」と応戦。

新婚旅行の本番が来ることはありませんでした……。

エアが引き裂いた恋もある

仲良くダイビングをしていたカップル。

男性はエアが早く、その日も皆より早いエアを気にしつつ潜っていたところ、ついにエアが30に。
本来なら申告しなければいけないエアですが、皆に申し訳ない気持ちといざとなれば一緒に潜っている彼女からエアをもらえると思ってなかなか言えずにいたそうです。

そして、ついに20になったとき、彼女の肩をちょんちょんと叩いて「エアちょうだい」のサイン。

しかし、なんと彼女が拒否!
大柄な彼女もエアが50はあったものの心もとなく、人にあげる余裕がなかったのです。
もらえるはずのエアがもらえないとわかった途端に急に不安になった男性は、慌ててガイドに駆け寄り急いでオクトパスを奪取。

エグジット後、ガイドさんに怒られシュンとした彼氏はおさまりません。
彼女に「なんでくれないの!」と非難すれば、彼女も「申告しないのが悪いんでしょ!」。
その後も、「俺に恥かかせやがって」「私だって余裕がなかったの!」と続き、結局、これが原因となって別れたそう……。

リスクの高いダイビングは恋の破局のリスクも高めるようで……。

何だか身もふたもなくて申し訳ない話

とある女性ダイバーさんにノンダイバーの彼氏ができました。

僕が「彼氏さんもダイバーにして一緒に潜ればいいのに」とススメると、「でも、何となく自分より下手な姿を見るのは嫌なのよね」と400本以上潜っている彼女。

僕は無責任にも「たかが遊びでしょ。そんなことで彼の評価は変わらないし、変わったとしたら本物じゃないよ。それより一緒に潜れた方が楽しいって」とアドバイス。

すると、後日、「彼氏もダイバーにしちゃいました~。今度、沖縄で一緒に潜ります」と報告が。
彼女のことが好きな彼は言われるがままにCカードを取得したのだそうです。

そして、沖縄から帰ってきた彼女からメールが。

「別れちゃいました」

な、なぬ!
聞けば、一緒に潜ってアタフタする姿に幻滅し、最後はイライラするほどに……。
「それは、ちょっと優しくないんじゃない?  誰だって初心者のときは……」などと言うと、「そういうけどね、やっぱり、私にとってダイビングは“たかが”じゃないんだよね。それに、下手は下手でも許せる下手と許せない下手があるっていうか……わかる?」

いや、よくわかりませんが、それ以上は突っ込みませんでした。
ダイビングが下手だから別れる。
何だか身もふたもない話で、相手の彼氏に間接的に申し訳ない気が。

一生、ダイビングなんてやらないダイバー誕生の瞬間でした……。
というか、トラウマかも。

気まずい2人より気まずいガイド

最後は失恋話ではないですが、気まずい恋のお話。

とあるクルーズに乗船してきたラブラブなカップル。
ガイドさんもそんな二人を微笑ましく思い、素晴らしい海と楽しいクルーズ生活を満喫して帰っていったそうです。

それから数年。
2人は再びクルーズに乗船。

お互い、違う相手を連れて。

とんでもない偶然ですが、2人が知らんぷりを決め込むので、ガイドさんも知らんぷりを決め込むしかありません。

ハラハラドキドキ、スリリングな1週間だったそうです。

人生に鉢合わせという場面は何度か訪れますが、1週間閉じ込められっぱなしの鉢合わせは勘弁願いたいものです。

以上、昨日のハッピーなお話より楽しい気分なのはなぜでしょう(笑)。
ダイビングでの失恋話は本人にとってはちょっぴり辛い潮の味。
でも、聞いているこっちには蜜の味のようで……。

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