アシスタントがいるとウザい?いや、ありがたい存在です
こんなご質問をいただきました。
Q.
いつも行く伊豆のダイビングショップでは、バイトのアシスタントがグループの後ろの上の方からついてきます。
ちょっと監視されているようで苦手です。
たまに、肩をとんとんされて呼ばれたり、「BCに給気して」というサインを出されたりして、正直、「わかってます!」って言いたくなって、ちょっぴりウザいのですが、どこのダイビングショップでもそんなもんですか?
(女性・24本・こむちゃん)
A.
こむちゃんさんは嫌がっているようですが、アシスタントが必ずついているダイビングショップはむしろ善良的だと思いますよ。
先頭にいるガイドはゲストをいつも見ているわけではないので、アシスタントがいるとても安心で生物探しなどにも集中しやすい。
ゲストとしても、はぐれたり、トラブルが起きたらすぐに気づいてもらい、ときに手助けしてもらうなど、ありがたい存在。
どこまでガイドがダイバーの安全に配慮するか、行動に関与するかは議論のあるところですが、基本的に、安全という意味では、ガイドとアシスタントの二人体制の方が安心です。
ただ、自分も学生時代にアシスタントのバイトをしていたので、こむちゃんさんの気持ちもわからないでもありません。
慣れないうちは、がんばろうとし過ぎて、移動の指示やスキルのアドバイスなど、つい過剰になってしまう。
自由を奪い、気分を損ねることもあったかもしれません。
しかし、僕も1000本潜っている人にはさすがに給気のサインを出すのは気を遣いますが(笑)、24本のダイバーであれば、アシスタントの指摘は単純な親切心で、的確なタイミングである可能性も高い。
なんで給気のサインを出されたのかチェックしてみたり、「給気が足りてなかったですか?」「はぐれそうでしたか?」など、気軽に聞いてみてはいかがでしょうか?
気になることは聞いてしまうのが一番ですよね。