世界の珍ダイビングスポットシリーズ その1

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ども太陽系方面担当副部長です。
編集長テラから「ダイブミュージックいいですねぇ。ただ、もう少しダイレクトにダイビングに関わる話も書いてもらえると……」と申し訳なさそうに釘をさされたので、ここは一つ空気を読んで、グッとダイビングに関係のある新シリーズを始めようと思います。
題してダイビング雑誌には載っていない「世界の珍ダイビングスポット」、略して「世界の珍スポ」、さらに略して「世界の珍ポ」です。
というわけで、今回は「世界の珍ポその1」、ベルギー編です。


ベルギーは、ドイツとフランスに挟まれた西ヨーロッパの小さな国。超大雑把に説明すると、ワッフルとチョコレートの大変おいしい国なわけですが、今回紹介する珍ポは、その首都ブリュッセルにあります。ブリュッセルは、北海道の最北端稚内よりもさらに北、北緯50度に位置し、しかも海に面していない内陸の街。そんなところに本当に珍ポはあるのでしょうか? まずはブリュッセル最大の観光名所を見てみましょう。
これが有名な、小便小僧。そう、この写真の真ん中辺りにあるのが珍……というベタな前フリは、とりあえずお約束として、本当はこちら。
えっ、プール?
そうですプールです。でもこのプールただのプールではありません。世界一深いプールなのです。どのくらい深いかというと、こんな感じ
これはプールの一番深いところから水面方向を向いて撮影された写真。なんと水深33メートルもあるそうで、アドバンスドOWコースのディープダイビング講習ができてしまうほどの深さ。窒素酔いだって体験できちゃいます。上から見るとこんな感じ。
このプールはその名も「Nemo 33」。プールには、5メートルと10メートルの2段階のボトムがあり、さらにその下に33メートルの丸い穴がぽっかりとあいています。ブールの壁面には、いつくもの窓があって、外からプールの中を覗くことができるようになっているそうです。このプール、いっぱいにするには、水の量が2,500,000リットルも必要なんだとか。これは私の緻密な計算によると、1リットルのペットボトルでなんと2,500,000本分にもなります。
というわけで、「世界の珍ポ」シリーズの第一弾は、世界一深いプール「NEMO33」でした。次回は、きっとゴッド姉さんとかはらだまさんとかが、もう少しましな珍ポを紹介してくれるんじゃないかと思います。チャオ!
「NEMO33」オフィシャルサイト

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