これが世界レベルだ!世界のダイビングプール水深ランキング

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日本のダイビングプールの水深は、一般公開されているものだとおおよそ5m前後が一般的。しかし世界のダイビングプールを調べてみると、ゆうに40mを超える深いものが複数存在していた!しかも、プール内には人工的につくられた洞窟や沈没船などが設置されエンタメ要素満載だとは。一体世界のプールはどうなってしまっているのか。そんな世界のプール事情を水深でランキング付けしながらご紹介!

【3位】深度42m|「Y-40 ザ・ディープ・ジョイ」イタリア

※写真はイメージです

第3位は、イタリアのヴェネチアに近い町モンテグロット・テルメに2014年6月に開業した「Y-40 ザ・ディープ・ジョイ」の深さは42メートル!ただ垂直に深いだけでなく、奥行きもあり、水中には人工的に作られた洞窟や車、バイクなどが設置されている。それらを探索しながらのダイビングは想像するだけで面白そう。

水深もさることながら、プールの水に温泉水を使用しているのも「Y-40 ザ・ディープ・ジョイ」の特徴。町名にある「テルメ」とはイタリア語で「温泉」を意味することから、温泉地として有名な同町の特性を有効活用したといえる。温泉水は常時32~34度で保たれているというから、ウエットスーツはロングジョンやスプリング、男性ならばタッパーに海パンでも快適に楽しめそう。

なんなら潜っているうちに温泉水効果で「腰痛がなくなった!」とか「美肌になった」などの効能も期待できるかも。

【2位】深度45.5m|「Deepspot(ディープスポット)」ポーランド

※写真はイメージです

第2位は、2020年12月、ポーランドの首都ワルシャワ近くに開業した複合施設「ディープスポット」。施設内にあるダイビングプールの深さは45.5メートル!「Y-40 ザ・ディープ・ジョイ」と同様、プールには奥行きがあるため、人工的に作られた洞窟や古代マヤ文明の遺跡を模した像、小型ボートなどが設置されており、ダイバーは楽しみながらスキルアップを図れる。

まさにこんな感じの像が見られる

小型ボートは水深20mに沈められており、ダイバーは沈没船探検も楽しめる。

最深部の映像はこちらに。サイドマウントの方が潜りやすいのではないかと感じさせられるほど狭い洞窟の様子も。

複合施設の「ディープスポット」にはホテルも併設されており、宿泊しながらプールを利用できるので、「じっくりスキルアップしたい!」「プールを楽しみたい!」という方にオススメ。首都ワルシャワの近郊なので、ポーランド観光の際の滞在先としても適していそう。

【1位】深度50m|「ブルー・アビス」イギリス

写真はイメージです

1位は2021年にイギリス・ウィラル半島に完成予定の「ブルー・アビス」。ダイビングプールの深さはなんと50メートル!これが完成すれば、渋谷109がまるまる縦に入ることに。

渋谷109とほぼ同じ高さ

「ブルー・アビス」は宇宙探査や人間の生命科学および潜水艇のトレーニングと開発を目的とする研究プールという側面が強いようだが、商業ダイビングも楽しめるという。

完成が待ち遠しい「ブルーアビス」の詳細についてはこちら

技術の進歩は日進月歩。水深100mのプールができる日も近いかもしれない。

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PROFILE
アウトドアレジャー予約サイトの取材ライター出身。いままでに取材した日本全国のアウトドアカンパニーは130社ほど。ネットワークを活かした記事作りが得意!?かもしれない。一番好きなアクティビティはダイビング!とは言い切れないかもしれない。
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