ダイビングを始める体験談ベスト10 その①
Dコミュスタッフで始めた「ダイビングを始める!」体験談。
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_2274.htm
ダイバーの皆さんにも大募集し、
「心に響いた体験談には、和尚が開発協力している
「ダイビングがうまくなる肉」や「スキルアップ寺子屋neo」に、
読むだけでダイビング本数200本分スキルアップするという
「ダイビングがうまくなる格言」を添えてプレゼントします」と告知したところ、
多くの応募をいただきました。ありがとうございます。
そこで、今日から数回に分けて、心に響いた体験談のベスト10を紹介し、最後に最優秀賞を発表します。
ということで、まずは、
見返したで賞
■yukiさんの「ダイビング始める!」体験談
かれこれ15年以上前、原因不明で右ひざが悪くなりました。
水がたまり膝は太ももほどに腫れ上がり膝の皿が浮いて歩けない状態に!
不可解な症状に手術をすることになり入院。
その入院中の私の担当医がダイバーだったのです!
危機感のない私は退院後すぐに南の島に遊びに行く予定を立て、
ダイバー先生にそのとこを告げ「行けますよね!」と聞くと
「多分。で何しに行くの?」「遊びに」「どこに?」「S諸島」。
ここで「S諸島」に先生反応。
「ダイビングで有名だよね〜、ダイビングすればいいのに。
ライセンス取っていけば?」とダイバー先生。
オイオイ術後でまだ私は車椅子で移動しているんだよ!
それに出発まで1ヶ月ない。
ライセンスを取るのは面倒くさいし、スノーケルで十分楽しい。
ということで、その年は医者の薦めを無視して旅行に行きました。
翌年、膝の状態が良くならず再手術。
ここでも南の島に行く予定して入院。行き先はまたもや「S諸島」。
そして、1回目と同じダイバー先生が担当医。
「今年もまたS諸島行くの?」「ハイ」「絶対ダイバーになって行ったほうがいいって!」
と今度はかなりしつこく言ってくるので、私もダンダンその気に。
2回目の手術で回復の兆しがみえてきたこともあり
「ライセンス取るか〜」と旅行から帰ってきてから思ったが、
どうしたらいいかわからない。
そこで、水中造形センターに入社していた中学校の同級生のゴット姉さんを思い出す。
早速電話で「ライセンス取りたいから私の家の近くのダイビングショップでお勧めのところ教えてぇ〜〜〜」。
忙しいゴット姉さんから何とか情報をもらいダイバーへの道を!
当然、気分はリハビリがメイン。
しかし、年齢が30歳過ぎで、
階段もまともに上がれない講習生にダイビングショップは青ざめ
「医者の『ダイビングをしてもいい』という診断書を持ってきてください」とやんわり拒否。
いやいや医者のススメですから!
とKYな私は病院に行って速攻診断書をもらい提出。
なんとか講習生にしてもらった。
今でこそ、リハビリとかハンディキャップダイバーとかを受け入れてくれるショップありますが、
私が行ったショップはショップツアーでも海に入るまでにとっても手のかかる私に冷たく、
最後には「別料金もらいたいよ」とみんなの前で言ってくれました(怒)。
体育会系の私はみんなのお荷物にならに様に、
それなりに気を使い必死にやってたんですが……。
頭にきたので、そのショップに別れを告げ1人で沖縄に行って潜りはじめました。
そのときはまだ20本くらい。
人が少ない季節でマイナーな島を探し年に2・3回行っていました。
膝に問題があるので1日1本。
魚などはどうでもいいから、
早く海の中だけでも1人前のダイバーになってショップを見返したかったんです。
今ではなんとか自分ではちゃんと潜れるダイバーだと自負してます。
ダイビング始めた目的はリハビリ。続けた動機は「ショップを見返したいから」。
おかげさまで、膝は完治はしてませんがだいぶ良くなり、
今はダイビング自体楽しいです。楽しんでます。
ダイビングを始めた目的も、続けた動機もか〜なりレア(笑)。
インパクトありました。
海の中は無重力。海に入ってさえすれば、体に負担もかからないですし、
確かにリハビリにいいのかもしれませんね。
それにしても、みんなの前で「別料金をもらいたいよ」というそのショップは残念ですね……。もう少しやり方がありそうなものです。
そこで止めてしまわずに、
一人でいろんな海へ潜りに行って楽しんでいる現状は素敵だと思います。
それに、目的と続けた理由は特殊ですが、
始めたきっかけを作ったダイビング好きのダイバー先生、ナイスです。