【祝】水中写真専門の国際フォトコン、UPY2022で3名の日本人が続々入賞!

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UPY2022イメージ写真

イギリスの国際水中写真コンペUPY2022のポートレート部門、アップ&カミング部門、ワイド部門、それぞれに日本人3名が見事入賞!とくに、ワイド部門での日本人の入賞は初めてということもあり、嬉しい知らせとなった。気になる3名の入賞者と受賞作品をご紹介。入賞者からコメントも頂戴したのでお楽しみに!

■UPY2022とは

UPY2022イメージ写真
UPYとは、Underwater Photographers of the Yearの略で、「年間最優秀の水中写真家たち」の意。毎年開かれているイギリスの国際水中写真コンペティションである。水中写真だけでも競技カテゴリーが細かく分かれており、専門性が高いことが特徴。世界の名だたる水中写真家も多く参加する。

■ポートレート部門Highly Commended受賞 高橋怜子氏

ポートレート部門では、高橋氏がHighly Commended(優秀賞)を受賞。

<受賞作品 “ホワイトハウス”>
高橋怜子氏作品「ホワイトハウス」画像 

・撮影場所 石垣島
・撮影機材 カメラ  :Nikon D850
レンズ  :AF-S フィシュアイニッコール8-15mm
ハウジング:Anthis Nexus D850
ストロボ :SEA&SEA YS-D2

高橋氏コメント
この写真は12月下旬の石垣島で撮影しました。冬なのに完全白化したイソギンチャクは美しいのですが、温暖化などの問題もあり、単純にかわいい、美しいだけではない一面もあります。クマノミが好きで、さらに魚の正面顔が大好きなので、イソギンチャクから「いないいないばぁー」って感じでクマノミが顔を出す瞬間が面白くて、見ていて飽きること事がありませんでした。タンク1本を使い撮影しました。受賞をとても嬉しく思っています。

プロフィール 高橋怜子氏
高橋怜子氏プロフィール画像
岩手県大船渡出身、北上市在住。半導体のエンジニアの傍ら趣味でダイビングを始めたのをきっ かけに海洋生物をはじめとする水中の撮影を独学。2017年に会社を退職し、写真家として独立。 2018年米国ナショナルジオグラフィック社の写真コンテストで日本人で初となるグランプリを受 賞。その他米国、アジア、ロシア、ヨーロッパなどの写真コンテストにおいて多数の受賞歴がある。

■受賞歴
・2018 Grand Prize National Geographic Travel Photographer of the year
・2019 3rd 35AWARD WildLife Photographer of the year
・2019 GOLD The Moscow International Foto Awards
・2019 WINNER NATURE’S BEST PHOYOGRAPHY ASIA
・2020 Runner-up Ocean Geographic Photographer of the yearなど

■SNS
Instagram:
https://www.instagram.com/reiko.alice.takahashi

Twitter:
https://twitter.com/reiko_ocean

■HP:
https://reikotakahashi.myportfolio.com/latest-information

■アップ&カミング部門Highly Commended受賞 三浦エリカ氏

アップ&カミング部門では、三浦氏がHighly Commended(優秀賞)を受賞。

<受賞作品 “しっぽ”>
三浦エリカ氏作品「しっぽ」」

・撮影場所 沖縄県
・撮影機材 カメラ  :OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ
レンズ  :Lumix G Fisheye 8mm f/3.5 Lens
ハウジング:OLYMPUS PT-EP14

三浦氏コメント
2021年2月頃、ホエールスイムで出会った親子のザトウクジラを撮影しました。クジラを撮影するにあたり、事前に撮りたい構図をイメージして臨みました。私はクジラの力強さや威厳を最も象徴的に伝えられるのは、彼らの顔でもなく体全体でもなく、尻尾だと思いました。そこでクジラの後ろ姿を思い描きながらホエールスイムに参加すること数日、運良く親子のクジラで出会うことができました。子クジラは好奇心旺盛に絶えず泳ぎ回り、お母さんクジラは寄り添いながら優しく見守っている姿が印象的でした。そんな2頭の関係性が伝わるように、親子クジラの尻尾を撮影しました。この度は素晴らしい賞に選んでいただき、大変嬉しく思います。

プロフィール 三浦エリカ氏
 三浦エリカ氏プロフィール画像
1990年横浜生まれ。慶應義塾大学卒業後、東京のテレビ局に就職するも、海への憧れを止められず退職。ダイビングインストラクターとして働きながら、水中写真を学ぶ。その後、水中写真家として活動していたが、2022年からは水中と陸上の両方を同時に写す「半水面写真家」として活動を開始。

■受賞歴
・Budapest International Foto Awards 2021 Professional Nature Category Gold
・Tokyo International Foto Awards 2021 Professional Nature Category Silver
・Through Your Lens 2021 Behavior Category 3rd

■SNS
Instagram:
https://www.instagram.com/erika_uwphoto/

■HP
https://miuraerika.com/

4月22日から開催される 三浦エリカ写真展『空と海のあいだ』もチェック!

水中と陸上の両方を写した半水面写真を中心に、日本の美しい水中風景を展示します。
開催日時:2022年4月22日(金)~5月8日(日) 10時〜19時
会場  :ホテルエメラルドアイル石垣島 2階イベントスペース
入場料 :無料

■ワイド部門Highly Commended受賞 倉嶋大輔氏

ワイド部門では、倉嶋氏がHighly Commended(優秀賞)を受賞。

<受賞作品 “偉大な母”>
倉嶋大輔氏作品「偉大な母」

・撮影場所 沖縄県
・撮影機材 カメラ  :NikonD850
レンズ  :SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
ハウジング:Anthis NexusD850

倉嶋氏コメント
撮影日は2021年3月11日。快晴で海況も透明度も良好。水底が見えるほど浅く、浮遊物もあまりない状態。太陽の光が強烈に水中に差し込んでいて、良い環境でした。私の真下を泳ぐ母子クジラに、エスコートの雄クジラが近づいてきたところをまとめてフレームに収めました。ヒレを左右に広げきった状態のこの瞬間の母クジラの姿が、子クジラはもちろん、雄クジラまでまとめて庇護しているかのように見えました。もちろんそれは偶然そのように見えたというだけの話ですが。何より、この母クジラのヒレを広げた姿がとても美しかった。その美しさを強調しようと考え、ヒレに太陽の光が当たっているところを輝いているように現像しました。UPYは今回が2度目の挑戦でした。水中写真専門のコンテストといえば最初に思いつくのがこのコンテストだったので、いつかは入賞したいと思っていました。おそらくワイド部門での日本人の入賞は初めてで、たいへん嬉しく、光栄です。次回は更に上を目指し、カテゴリー1位以上を獲得できればと思います。

プロフィール 倉嶋大輔氏
倉嶋大輔氏プロフィール画像
長野県出身。神奈川県逗子市在住。PADI ダイブマスター。
水温-1℃から30℃まで、北の海も南の海も潜ります。見たい生物・見たい景色のためなら特定の場所にこだわらない。いつか行きたいところは南極。

■受賞歴
(2021年)
・Nature’s Best Photography ASIA2021/Highly Honored Ocean
・Ocean Photography AWARDS2021/Highly Commended
・Ocean Geographic Pictures of the year competition/1stPlace(Fish Behavior category)
・35AWARDS 6th/100 Best Photographers

■SNS
Instagram:
https://www.instagram.com/daisukekurashimaphotography/

Facebook:
https://www.facebook.com/daisuke.kurashima.5/

■HP
https://dkurashima-photo.com

これからも世界を舞台に活躍する日本人がどんどん増えていきますように!オーシャナでは、引き続き応援していきたい。

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PROFILE
アウトドアレジャー予約サイトの取材ライター出身。いままでに取材した日本全国のアウトドアカンパニーは130社ほど。ネットワークを活かした記事作りが得意!?かもしれない。一番好きなアクティビティはダイビング!とは言い切れないかもしれない。
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