水中写真専門の国際フォトコン「UPY2021」で日本人が優勝、準優勝を獲得!

今年1月(※)に開かれたイギリスの国際水中写真コンペティション「Underwater Photographers of the Year(UPY)2021以下、」のポートレート部門で、世界の名だたる写真家たちをおさえ、ダイビングサービスとらんちのオーナー/メインガイドの川村圭吾さんが準優勝、同ショップのゲストで、4年半にわたり川村さんに師事するリピーターの伊藤亮平さんが優勝獲得という快挙を成し遂げた。

UPYポートレート部門 準優勝作品“Japanese manefish” BY 川村圭吾さん
(ポートレート部門 準優勝作品“Japanese manefish” BY 川村圭吾さん)

UPYポートレート部門 優勝作品“Guardian Deity” BY 伊藤亮平さん
(ポートレート部門 優勝作品“Guardian Deity” BY 伊藤亮平さん)

川村さんは昨年に引き続きの受賞で、伊藤さんは初出場初優勝。優勝は日本人初の快挙とのこと。師弟関係ともいえる二人に、ここまでの道のりを直撃インタビュー!

川村圭吾さん

川村圭吾さん

伊藤亮平さん

伊藤亮平さん

(※)2021年1月5日-作品のエントリー締め切り日。審査は通常、エントリーが締め切られた直後に行われ、勝者はその後できるだけ早く通知される。

【目次】

■UPYは超ハイレベルな国際フォトコンテスト
■こ、これはすごい。受賞作品撮影時のエピソード
■良い写真を撮るために二人が日々意識していること
■受賞のポイントは確かな水中写真技術とロジカルな思考、それに良い機材
■師匠と弟子のガチンコ対決!優勝、準優勝の分かれ道は!?
■水中写真を楽しく続ける秘訣とは
■‟パッキリした写真”を撮るのは、目的じゃなくて手段
■アマチュアの方こそ受賞のチャンスあり!?
■世界に通用する写真を撮るということは?

UPYは超ハイレベルな国際フォトコンテスト

‐‐‐伊藤さん、川村さん、受賞おめでとうございます!まずは、UPYとはどういったコンペティションなのか教えていただけますか?また、他コンペと違う点はどんなところにあるのでしょうか。

川村さん

UPYは、イギリスではじまった水中写真専門の国際フォトコンテストなのですが、‟水中写真専門”というのがミソで、水中写真だけで競技カテゴリーが12種類にも分かれていることが他コンテストとの違いかと思います。皆さんがよくご存じであろう‟ナショナルジオグラフィック”を例に挙げると、水中写真は、ネイチャーの中の海部門という形でひとくくりにまとめられていたりしますので、UPYは世界的にみてもかなり専門的といえるでしょう。また、今季はコロナの影響などで、受賞者に対しての賞金や景品は用意されておりませんでしたが、それでも国を代表するような写真家たちがどんどん応募されていました。純粋に名誉を求め、世界中のトップリーグが集まってくる水中写真の祭典なのかと思います。

伊藤さん

応募にあたり、昨年受賞された川村さんの作品や他写真家たちの受賞作品をチェックしていても、化け物級の写真ばかりだったので、水中写真のコンペの中では格があるのかなと個人的には思っています。また、今回の受賞で、さまざまな新聞社やメディアの方に記事を取り上げていただいたり、県知事さんとも面会する機会もあり、「オリンピックのマイナー競技で金メダル取っちゃった」みたいな感触があります。

—そんなハイレベルなUPYコンペのポートフォリオ部門で優勝、準優勝を飾った2作品について、まずは準優勝の川村さんからお話を伺わせてください。

こ、これはすごい。受賞作品撮影時のエピソード

川村圭吾さん

川村圭吾さん

川村さん

こちらは、西伊豆・大瀬崎にて、日本の固有種であり世界的に珍しいヤエギスをバックライトで撮影した作品です。

UPYポートレート部門 準優勝作品“Japanese manefish” BY 川村圭吾さん
(ポートレート部門 準優勝作品“Japanese manefish” BY 川村圭吾さん)

–どのように撮影されたのでしょうか?

川村さん

私は東伊豆の川奈で仕事をしているのですが、被写体は夜の大瀬崎じゃないと見られなかったので、仕事が終わったら大瀬崎に向かうという生活を続けました。大瀬崎でナイトダイビングができる、水、土、日の3日間すべて、毎週皆勤賞だったんじゃないかな。撮影時間としては10分もかかっていないんですが、なにせ珍しい魚なので、こまめに通う努力は惜しみませんでした。あとは、反射のきつい魚だったこともあり、上手く撮れるように他の生物で練習して、練習の成果を10分間にすべて込めた感じです。

‐‐‐ありがとうございます。優勝の伊藤さんも作品についてお聞かせください。

伊藤亮平さん

伊藤亮平さん

伊藤さん

千葉県館山市・波左間にてコブダイの頼子(よりこ)を撮影しました。ライティングと撮影構図がポイントです。

UPYポートレート部門 優勝作品“Guardian Deity” BY 伊藤亮平さん
(ポートレート部門 優勝作品“Guardian Deity” BY 伊藤亮平さん)

–こちらは、どのように撮影されたのでしょうか。

川村さん

伊藤さんは、あのコブダイの写真を撮るために20本くらい潜ったんだっけ?

伊藤さん

そうですね、20本くらいでしょうか。コブダイは同じ場所にいるので、撮影チャンスには恵まれているのですが、難しいのはコブダイの特徴をいかにして写真で伝えるかということでした。特徴ってなんだろうと考えたときに、名前にもなっている頭の‟コブ‟やいかつい顔なわけですが、実はアゴも発達しているんですね。なので、アゴの方が目立たないように構図やライティングに気を使いました。とはいえ、コブダイがいる場所が鳥居の周りなので、どうしても鳥居を背景に下から煽って撮影したくなるんですけどね。

また、コブの質感についても、写真を見た方が「触ったらブヨブヨしているのかな?」とか、そこまで感じてくれるような表現を意識しました。いかつい顔についても同じことです。いかに物々しく撮るにはどうすればいいのかとか細かく分析しながら撮影しました。撮影を終えて、自宅に帰ってからも画像チェックをし、ああでもないこうでもないと言いながら、何か月間かかけて試行錯誤を繰り返しましたね。まぁしつこいですよね(笑)」

‐‐‐(笑)。受賞された作品は20本目に撮られた写真なのでしょうか。

伊藤さん

あれは20本のうちの中盤くらいに撮った写真ですね。最後まで試行錯誤は繰り返しましたが、決め手は、すべての写真を並べてみたときに画力(えぢから)が一番強かったことのように思います。最初のコンセプトだと、もう少しコブがデフォルメされたようなものをイメージしていたのですが、今回は、パッと見たときに印象に残った方で応募してみました。

良い写真を撮るために二人が日々意識していること

‐‐‐どうしたらこんな写真が撮れるのでしょう。写真技術向上のためのルーティーンや、日々意識していることなどあれば教えてください。

伊藤さん

水中写真を始めた当初は、インスタグラムはじめとするSNSに投稿されている写真を見て、技術的に分析することを毎日していましたね。でも最近は、人が撮影した写真を見すぎないようにしています。対象となる被写体を自分が撮影する際に、イメージに引っ張られてしまうことがあるので。あとは、水中の写真に限らず陸上で撮影された写真も見て、視野を広げるようにしています。

川村さん

とにかく被写体に対してしつこく、納得する写真が撮れるまで粘ることでしょうか。今年受賞した作品も先ほど申し上げたとおり、大瀬崎に通い詰めて撮影していますし、昨年受賞した作品に関しても、通算100ダイブ、約3年の年月を費やしましたね。被写体がいる場所が水深45mで、1ダイブの滞在時間が約15分と短かったことも理由の一つですが、それで納得いく作品が撮れたのが昨年だったということです。

‐‐‐想像するだけで気が遠くなりそうな努力ですね。

川村さん

そう思われるかもしれませんが、陸上の写真家さんたちの活動を想像してみてください。アラスカで3か月、吹雪の中で生活して、クマの写真を撮ったりとか、アフリカでヌーの群れと一緒に移動しながら、彼らの生活リズムに合わせるようにしてようやく納得がいく一枚を撮影できたりする世界なわけです。

ところが水中写真となると、水中に滞在できる時間ってたかだか1時間くらいですよね。はたして1時間でそんなにクオリティの高いものが撮れるのでしょうか。だからこそ私たちは、一つの被写体に対して何年がかりで撮るとか、そのくらいの心構えを最低限しておかないと、一流の人たちとは勝負にならない、そう思っています。

川村さんUPY2020年マクロ準優勝

昨年にあたるUPY2020マクロ部門での準優勝作品(川村さん)

川村さん

それから、私の場合はダイビングショップに来てくれたお客さまに水中写真技術を教える立場なので、最新技術を身に着けるようにしたり、器材を揃えたりということも常に意識しています。先に自分が試行錯誤しておくことで、お客さまには‟エッセンス”の部分だけを伝えることができる。そうすると、効率的に技術が向上しますから、人が手を付けられないような部分に費やす余裕が生まれるんです。

これが、世界で認められる写真を撮る重要なポイントで、この余裕を使って‟人が思いつかないようなことを思いつこうとする努力”をするように伝えています。世界で認められる写真というのは、被写体が世界初の生物だったり、誰も真似できないテクニックで撮影された写真だったりするわけで、そういった写真を撮るためには、自分が思いつく限りで一番面倒くさいことをしてみるのが効果的なんです。私はこの作業を‟作戦会議”と呼んでいます。作戦会議の重要性は伊藤さんにも常日頃から伝えてきました。

‐‐‐話のレベルが高すぎて、うまい言葉が出てきません。

川村さん

でもね、楽しくて遊びでやっているだけですから。そういうごっこです(笑)。

伊藤さん

(笑)。

受賞のポイントは確かな水中写真技術とロジカルな思考、それに良い機材

‐‐‐優勝した伊藤さんは、川村さんが運営するダイビングショップの常連さんということですが、川村さんから見て、なぜ伊藤さんは受賞できたと思いますか?

川村さん

水中写真歴20年になる私の撮影技術をすべて伊藤さんにたたき込みましたから(笑)。

‐‐‐なるほど(笑)。伊藤さんは水中写真をはじめて4年半ということですが、川村さんの20年を足すと24年半の技術を修得されたということになりますね。愛弟子が受賞して、師匠冥利に尽きるのでは。

川村さん

そうですね。伊藤さんは、もともと山岳写真を撮られていたので、カメラの知識はすでにあったのですが、今まで学んだ知識やスキルを一旦おいて、私が教えたことを素直に受け入れ、実行するところも受賞に至ったポイントだと思います。そういった土台が伊藤さんにあったからこそ、写真技術向上のための厳しい指摘もできました。私はわりと理詰めで話すタイプなのですが、そういったところも伊藤さんは面倒くさがらず聞いてくれたというのもあるかな(笑)。

‐‐‐二人の関係性が出来上がっていたのは大きそうですね。伊藤さんはショップにはかなり通い詰められていたんですか?

伊藤さん

多い時は月3回くらいですかね。でも行ったら、朝から帰るまでずっと写真の話をしていました(笑)。

川村さん

潜る前にも2時間くらい‟作戦会議”していたりとかね(笑)。

—2時間も!その他にも良い写真を撮るために行っていることはあるのでしょうか?

伊藤さん

そうですね、ちょっとでもいい写真がとれるなら、いい道具を頑張って買い揃えたり。積極的に使うようにすれば、誰でも受賞できるのかなぁと思います。

師匠と弟子のガチンコ対決!優勝、準優勝の分かれ道は!?

‐‐‐同部門内で、今回の優勝、準優勝の明暗をわけたポイントは何だと思いますか。

川村さん&伊藤さん

(笑)。

伊藤さん

単純にワイドの方が有利だからではないでしょうか。今までのポートレート部門の受賞傾向をみても、ワイドの方が多い気がしますし。

川村さん

どの写真をどの部門に応募するのかといったような事前のすり合わせはしていなかったので、ガチンコ対決だったことに変わりはないですね(笑)。

‐‐たまたま選ばれたのが同じ部門だったのですね!

川村さん

先に私の方から伊藤さんに「受賞したよ」とメールで連絡したのですが、伊藤さんからは「優勝しちゃいました」って返信がきました(笑)。その時は軽く引っ掛かりを覚えました(笑)。

伊藤さん

(笑)。

水中写真を楽しく続ける秘訣とは

‐‐‐お二人にスランプ時期はありましたか?苦しくて辞めたいと思った時などの打開策など、あればお聞かせください。

伊藤さん

趣味でやってるので、嫌になったら辞めちゃえばって思いますけどね。

川村さん

全然質問に寄り添ってないよ(笑)。

伊藤さん

(笑)。どこを目指すのかとか、なぜ写真を撮りたいのかというところに立ち返って、水中写真を撮るということの立ち位置を自分の中で決めるのが良いのではないでしょうか。それでも辞めたいって思うんなら趣味ならば辞めちゃえばって話です。

川村さん

(笑)。

‐‐‐とても勇気付られました。無理してやる必要はないってことですね。そもそも、好きでやっているわけですしね。

伊藤さん

ちなみに私はダイビング自体はそんなに好きじゃなかったり。

‐‐‐え!?

川村さん

(笑)。

伊藤さん

腰が弱いということもあるし、寒いのも苦手ですし。もともと山岳写真を撮っていましたが、山登りで疲れるのが嫌で辞めたんです。ダイビングもアゲインスト(流れに逆らって)で泳ぐのはとても苦手。写真が好きだから潜っているわけです。

‐‐‐珍しいタイプかもしれませんね(笑)。川村さんはいかがでしょう。

川村さん

水中写真の撮り方について、100%正誤関係に判別することって難しいですが、正解じゃない情報も世間には流れているのも事実です。そういった情報から得た知識を身に着けていると、私が新たに正しい情報を教えてもなかなか耳に入ってこないというのはあります。

結果的に写真技術が向上せず、苦しくなってしまうこともあるのかもしれません。正しい情報で正しい技術を身に着けることが楽しく続ける秘訣です。あとは勉強あるのみ。‟簡単綺麗”に撮れたら一番いいのかもしれませんが、こればっかりは勉強しないと上手くなりません。

‐‐‐良い写真を撮るには近道なし、‟簡単綺麗”は幻ということですかね。

川村さん

そうですね、幻想ですね。

伊藤さん

(笑)。

川村さん

そのかわり、私のところに来てくれるのなら、最短で技術が修得できるようにサポートします。現に伊藤さんなんて4年半で世界一になれてますしね(笑)。

伊藤さんUPY2021 UP&Coming準優勝

伊藤さんは、いわゆる新人部門とされるUp and Coming部門でも準優勝を飾っている


(Up and Coming部門準優勝作品 “Toward Shining Light” BY伊藤亮平さん)

伊藤さん

川村さんの言ってる意味が理解できるようになるまでは2年くらい掛かった気がしますね。1回や2回通ってどうこうなるわけじゃないけれど、定期的に通っていれば4年半で世界は獲れるってことでしょうね。

—「4年半で世界は獲れる」。なにかそういうタイトルの本が出来てもおかしくないですね(笑)。

‟パッキリした写真”を撮るのは、目的じゃなくて手段

‐‐‐さまざまな表現方法がある中で、お二人は写実的な作品が多いように見えますが、このような、いわゆるパッキリした写真を撮影しているのはなぜでしょうか?

川村さん

その海に行かないと見られないような海中風景や生き物を明確に伝えるものが写真だと思っているので、写真を見たときの驚き、発見を重要視しています。綺麗、かわいいは二の次で。他の人と視点をずらした写真を撮るということを考えるとパッキリした写真に落ち着きましたね。

伊藤さん

私は単純にパッキリした写真が好みということですかね。あと最近よく思うのは‟程度がすごい写真‟を撮るためにはパッキリした写真のほうが都合がいいかなと。程度がすごい写真というのは、綺麗な写真なら、息をのむような美しさまで表現していたり、気持ち悪い写真なら記憶に刻まれるほどにグロテスクに撮影していたりする写真だと思っていて。そこまで表現できないのなら撮る意味もないかなと思っています。

アマチュアの方こそ受賞のチャンスあり!?

‐‐‐UPYのようなフォトコンは水中写真のプロでないと受賞は厳しいのでしょうか。また、今更ながらですが、お二人はプロという認識で良いのでしょうか?

川村さん

私は自分の写真を売っているわけではないのでただのフォトグラファーだと思っています。ただ、水中写真を教えているので、教えるプロではあります。あまりそこらへんは気にしないようにしていますね。

伊藤さん

私は完全にアマチュアですね。

川村さん

プロってどうしてもコスパを考えて撮影せざるをえないんです。1冊の写真集に1年かけるのか10年かけるのかという話ですね。そう考えると、コンテストで賞をとるなら、アマチュアの方が圧倒的に有利。ですから、アマチュアの方ほど受賞のチャンスはあるといっても過言ではないのでどんどんチャレンジしてほしいです。

世界に通用する写真を撮るということは?

川村さん

自分だけの視点を持つこと。誰かに憧れる時期は当然ありますが、そればかりでは自分の世界観はできない。それと「海って綺麗な世界ばかりじゃないよね」というところに着目することでしょうか。教えるプロとして心がけていることは、お客さまよりも先に多くの失敗を積み重ねておくこと。失敗して失敗して成功例だけをお客さまに伝えることが自分の仕事なのかなと思っています。

‐‐‐ありがとうございます。伊藤さんはいかがでしょう。

伊藤さん

とにかく自分なりのこだわりを持つことですかね。川村さんもおっしゃっていることですけど、こだわってこだわってこだわりまくる。面倒臭かろうがなんだろうと、ちょっとでも良い写真が撮れるのであれば、こだわり続けるというのがいい写真を撮れる一番のポイントなのかなと思います。

川村さん

二人とも決して天才なわけではないので、努力と理論でかなりいいところまでいけるってことですね。

—今後の目標をお聞かせください。

川村さん

UPY連覇でしょう。

伊藤さん

(笑)。

—ありがとうございました。お二人とも本当におめでとうございました。

水中写真技術を身に着けるためには、行動と学びあるのみ。しつこくしつこく続けていけば、自ずと道は開けるのかもしれない。「確かな技術を身に着けたい!」「写真がうまくなりたい!」そんな方は是非とも、ダイビングサービスとらんちの門戸をたたいてみてはいかがだろう。

■川村圭吾さん
川村圭吾さん

東伊豆・川奈でダイビングサービスとらんちを経営。ダイビング歴、水中写真歴21年の大ベテラン。

ダイビングサービスとらんち:http://www.toranchi.com/
・Instagram:https://www.instagram.com/toranchi_kawana/

■伊藤亮平さん
伊藤亮平さん

ダイビング歴8年、水中写真歴4年半ほどで世界的な水中フォトコンテストで優勝。美容室「UMI」を経営。

・Instagram:https://www.instagram.com/ryohei.ito/

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PROFILE
アウトドアレジャー予約サイトの取材ライター出身。いままでに取材した日本全国のアウトドアカンパニーは130社ほど。ネットワークを活かした記事作りが得意!?かもしれない。一番好きなアクティビティはダイビング!とは言い切れないかもしれない。
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