仕事もプライベートも全力な女性ダイバー5名の合同写真展「私の好きな海」11/30まで東京で開催
水中写真に熱中する女性ダイバー5名がグループ写真展「私の好きな海」を9月1日(金)〜11月30日(木)に洋風居酒屋「永田町オーシャン」にて開催する。メンバーはaiさん、石川葵さん、太田賀子さん、齋藤利奈さん、Natsukiさん。居住地や年齢、職業も異なる5名はZoomやLINEでの打ち合わせを度々重ね、それぞれの目的や世界観を共有し実現した写真展。想いの詰まった全25作品(会期中に展示入れ替えの可能性あり)を食事しながら楽しむことができる。オープニング、クロージングパーティーもあるのでぜひ足を運んでみては。
写真展最終日の11月30日(木)のクロージングパーティーには、出展者5名全員が集い、ギャラリートークやスライドショーを行うほか、抽選会の開催や来場者プレゼントも!
<クロージングパーティ概要>
日時:2023年11月30日(木)19:00〜22:00
会場:永田町オーシャン
(東京都千代田区平河町2-6-4海運ビル地下1階)
会費:6000円(飲み放題付)
出展者(五十音順):ai、石川葵、太田賀子、斉藤利奈、Natsuki
問い合わせ先:齋藤利奈 saito.rina.ocean@gmail.com
美味しい食事とお酒を楽しみながら、海や写真、旅やカメラの話で盛り上がろう。
5名のプロフィール
今回初めてのグループ展ということで、5名の方々からそれぞれプロフィールと、ダイビングに関する一問一答をお答えいただいた。
Q1.ダイビング歴はどのくらい?
Q2.ダイビングをしようと思ったきっかけは?
Q3.ダイビングの魅力は何?
Q4.1年間で何本くらい潜る?
Q5.好きな被写体やシーンは何?
Q6.見てみたい生き物や行ってみたい海は?
aiさん
最初は怖くて仕方がなかったダイビング。「カメラを持ったら楽しいかも」とコンデジから水中写真を始め、どんどん水中写真に魅了され、2018年に一眼レフを購入し、本格的に水中写真をスタート。クジラやマンタといった大物生物も好きだがマクロ生物の方が好き。“命を美しく、かわいく切り取りたい”をモットーに撮影。小さくも輝く命、その出会いは一期一会で同じ瞬間は二度とない。「その尊い瞬間を伝えたい」そんな思いで撮影に挑んでいる。
Instagram:ai
A1. 8年
A2. 兄に勧められて
A3. リフレッシュ出来るところ。仕事がクリエイティブ業なので海に入ることで浄化されるよう。心も頭もスッキリ出来る。
A4. 200本以上
A5. マクロ全般、生えもの、クジラ。彼らの生活が垣間見られた時。
A6. ラパス、パプアニューギニア
石川葵さん
幼い頃からイルカが大好きで、学生の頃御蔵島でドルフィンスイムをしたのをきっかけに、もっと海の生き物と長く会話を楽しみたいと、そのままダイビングのライセンス講習に申し込み。今では「海の生き物の一番の味方でありたい」、「味方であった上その愛おしい子たちの輝いている姿を残したい」とほぼ毎週平日に潜りに行き、水中写真を撮影している。
Instagram:石川葵
A1. 約6年 (その内2年間は全く潜っていません)
A2. 水が大好きで、海の生き物たちともっと長く会話をしたいと思ったから
A3. 海の生き物たちとの会話
A4. 100本以上潜ります
A5. 生態行動すべて見せてくれた子たち。例えばキンギョハナダイやナメダンゴなどが、見つめてくれて挨拶してくれている瞬間。
A6. 見たい生き物を地域ごとにリスト化しているのですが、世界各国何百匹もいます。
太田賀子さん
幼少期から海の近くで育ち、いつかやってみたいと思っていたダイビング。始めたばかりの頃は、コンデジで数枚写真を撮るだけだったが、徐々にもっと上手に撮りたい、可愛く撮りたいと思うようになり、コンデジ→ミラーレス一眼→一眼レフカメラと沼にハマる。水中で自分が感じた、美しい景色やお魚の可愛さを表現したい、特にこだわっているのは、お魚がいちばん可愛く見えるシチュエーションと角度と表情で、そのお魚の環境を活かしたいという想いで撮影を行う。
Instagram:太田賀子
A1. 18年くらい
A2. 幼少期から海の近くで育ち、素潜りをしては、もっと長く潜っていられるダイビングを大人になったらしたいと思っていました。
A3. 限られた時間の中で、見たことがない景色や、可愛いお魚に出会えること。
A4. 100~150本
A5. 水中世界はすべて好きですが、特に可愛かったり、綺麗な被写体や、生物同士が絡みあう生態行動を撮るのが好きです。
A6. たくさんありすぎてあげられませんが、固有種がいる海や生物相が豊かで、いろんな生物がいる海に行きたいです。
齋藤利奈さん
大阪府在住。夢は世界の海を潜ること。2019年から一眼レフを使った水中写真を始める。沖縄や海外リゾートの青く明るい海でダイビングを楽しんでいたが、コロナ禍をきっかけに日本の海の魅力を知る。現在は、海や生きものと時間をかけてじっくり向き合うことを大切にし、「生きものたちの命の営み」をテーマに撮影に取り組んでいる。マイブームはクラゲの生活史を追うこと。音楽系大学で助手を務める傍ら、カメラメーカーのショールームスタッフとして勤務。
受賞歴:2020年地球の海フォトコンテスト自由部門グランプリ、2020年串本海中
フォトコンテスト金賞、2022年宮古島フォトコンテストグランプリ、2023年日本
水中フォトコンテスト入賞 ほか
Instagram:齋藤利奈
A1. 9年
A2. イルカが好きで、ダイビングのライセンスを取ればイルカと一緒に泳げると思っていました。イルカは基本的にスキンダイビングだと知ったのは、ライセンス取得後です(笑)。
※新婚旅行でタヒチのランギロアに行き、念願の「ダイビングでイルカ」が実現しました。
A3. 生きものたちのありのままの姿、日常を垣間見れること。年齢や性別、職業関係なく友人がたくさんできること。
A4. 100本少々
A5.最近は生き物たちが命を繋ぐ姿(いわゆる生態シーン)に心惹かれています。写真に収めるためには、カメラやダイビングのスキルはもちろん、生物に対する理解や観察する力、集中力が重要だということをひしひしと感じています。海でも陸でも、気づけば海の生き物のこと、それをどうやって撮るかということを考えています(笑)
A6.昨年からクラゲの生活史をテーマの1つにしているので、彼らの成長ステージを観察したいです。見てみたいものは、ありすぎて書ききれませんが、立ち会うことができるシーンの一つ一つを大切にしていきたいと思っています。また、昨年末に初めてMy ドライを手に入れたので、これまで潜れなかった冷たい海にもどんどん挑戦したいです。
Natsukiさん
大阪府出身の現在、長男20歳長女17歳次男3歳の子育て中のママ。美容師を志し、管理美容師、色彩能力検定等の資格取得。貸衣装からヘアメイク撮影まで一貫して行うスタジオで勤務。2001年に長男出産をきっかけにカメラを本格的に始める。その後カメラマンとしての経験を重ね、ロケーションフォトを中心にご家族の大切な記念日をママ目線のキラキラ輝く幸せを感じる瞬間を切り取るママカメラマンとして活動。水中写真は2013年に沖縄でダイビングライセンス取得したのをきっかけに、海の豊かさや生物との一期一会の出会い、生物とのかけ合い、イロトリドリの色彩に魅了され、のめり込む。水中フォトコンテストのノミネートをきっかけに、カメラを買い替えて本格的に水中写真に取り組む。
Instagram:Natsuki
A1. 約10年(その内6年は子育てで潜っていません)
A2. 元々海が好きで、子供も一緒にライセンスを取得してから潜り始めました。
A3. 海の中に長く滞在し、水中世界を観察できること
A4. 約100本
A5. マクロもワイドもどちらも好き。被写体の好き嫌いはあまりありませんが、被写体の背景と色の組み合わせは意識しています。
A6. まだまだ日本でも潜ったことがない海が多いのですが、世界の海でも潜ってみたいです。
写真展概要
5人の女性ダイバーによる写真展「私の好きな海」
会場:永田町オーシャン(東京都千代田区平河町2-6-4 海運ビル B1)
会期:2023年9月1日(金)~11月30日(木)
営業時間:
ランチタイム 月~金 11:30~14:00(L.O 13:40)
ディナータイム 月~金 17:30~22:00(L.O 21:00)
☆オープニングパーティ 8月31日(木) 19:00~21:00
☆クロージングパーティ 11月30日(木)19:00〜21:00
問い合わせ先:齋藤利奈 saito.rina.ocean@gmail.com