編集長は見た! 参加者は食べた! 「三陸の今と海の幸」報告会
今年で6年目を迎える、東日本大震災。
オーシャナ編集長・寺山英樹が3月10日から東北へ。
岩手県の花巻市に行き、その後に大船渡市へ渡り、恋し浜ホタテデッキのボランティア作業に参加。
3月11日の、その当日には、気仙沼の海を潜ったのでありました。
そんな、まさに「今」を見てきたオーシャナ編集長・寺山の報告会が、2017年3月18日の夜にオーシャナ・サロンで開催されたのでレポートします。
少人数だからこその!
皆さんで和気藹々!
急な告知にも関わらず、当日は満員御礼。
少人数制の企画だったので、みなさんに自己紹介と、東北への想いも教えていただきました。
東北からの帰り道に寄って下さった方や、「行きたいけど、行けてない。けど、何かしたい」という方、これから東北に住む予定の方に、先日、福島の海を潜ってきた方と、定期的に訪れている方。
そして、東北の今を写真で伝えたいと、何度も訪れている、うみカメラマンのむらいさちさん。
いろんな方の、東北とのつながりを知って、そして熱い話が飛び交いました。
三陸の今
スライドで、今を報告しました!
まずは、岩手県・花巻&大船渡でのこと
報告会では、まずは、震災後、三陸ボランティアダイバーズの代表として活動を続ける、佐藤寛志さんの今と、これからの話。
意外にも内陸には珍しいという、岩手の海の食材を提供する食事処「綾里丸」を、文豪・宮沢賢治の出身地としても有名な花巻に、昨年オープンさせました。
また、クラウドファンディングを成立させて、その資金をもとに三陸鉄道の恋し浜駅の目の前に、恋し浜漁港のおいしいホタテが食べられる食堂をつくる動きをしています。
他にも漁師さんをダイバーに導いたり、防波堤でのプロジェクションマッピングを試してみたりと、この1年は、盛りだくさんの年だったと聞きました。
そして、宮城県・気仙沼でのこと
3月11日には、宮城県気仙沼市で潜ってきました。
その時の様子をお伝えしました。
同行させて頂いたのは、京都大学の益田玲爾(ますだ・れいじ)先生。
益田先生は、震災後、コンスタントに潜り続け、科学的な目線から状況を観測し、海の状況を見ていらっしゃいます。
今後、寺山が報告レポートをアップしていきますが、これがまた面白いのです!
研究者の視点や考えに、「おおお!」「あ〜ぁ!」「えっ!」と母音の感嘆詞が響きました。
レポートをお楽しみに!
漁師さんからの直送!海の幸!!
そしてそして、今回のもうひとつの目玉は、、、三陸の海の幸!!!
ホタテに、牡蠣に、生わかめ!!
漁師さんの愛情と、厳しくもあたたかい三陸の海で育った海の幸を舌鼓していただきまして、どっぷり三陸につかった夜となりました。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!
オーシャナでは、東北ツアーやイベントを、今後も企画していく予定です。
機会がありましたら、ぜひご参加ください!