海外から帰ってすぐ潜りたくなってしまう地元・葉山の海~岡田裕介の海中時間~

パプアニューギニアから帰国しました。

まさかの機材故障で約24時間遅れの成田着で、しかも直行便のはずがオーストラリアのケアンズ経由に変更!

なかなかの疲労感でしたが、どうしても地元 葉山の海の今を見たくて、帰国翌々日の昨日、潜ってきました。

葉山のカタクチイワシ(撮影:岡田裕介)

エントリー直後に目に飛び込んで来たのは『カタクチイワシ』。
いつも食べてる葉山シラスのお兄さんたち

1ヶ月半ぶりの葉山の海は、秋の雰囲気に変わりつつあります。

今の旬は季節来遊漁に幼魚達、様々な生物の抱卵。
水温は24~26度で5mのウエットスーツにフードベストで、撮影中まったく寒さを感じませんでした。

ガイドさんの紹介してくれる種類の多さに、80分を2本潜ってもまだまだ撮りたりなかったな。

葉山のニジギンポの抱卵(撮影:岡田裕介)

ニジギンポの抱卵。
サザエに卵がぎっしり。

ダイビングポイントから見える陸地にほとんど人の気配や人工物の見えないパプアニューギニアから、水面から顔を上げるとすぐそこにバーベキューする若者達がいて、さらにその奥にはマンションが立ち並ぶ葉山へ。

その対極するかのような環境を一気に体験出来たことはとても勉強になったし、ダイビングの多様性や楽しさを再認識できました。

今週末からトンガでクジラと泳いできます!

実は水中写真を始めてからの夢だったので、ワクワクドキドキで夜も寝られません。

葉山のウツボ(撮影:岡田裕介)

実はかなりのウツボ好きです。

『こいつ、いつまでウツボ撮ってんだ』と思われても仕方がないくらい、アドレナリンが過剰分泌して撮影に熱中してしまいます。

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PROFILE
埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。
 2003 年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ の移住を経て、現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ 乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。 2009 年 National Geographic での受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティ の写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルはじめ企 業の広告やカレンダーなどを撮影。 またミュージシャンのライブ撮影も行い、雑誌、WEB、広告などに作品を発表している。
 
HP:https://yusukeokada.com
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