メスのクジラを2頭のオスが追いかける激しいヒートラン。2013トンガホエールスイムweek3 2日目

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トンガホエールスイム(撮影:越智隆治)

2日目は、乗船する船を変えて、同じくトンガ初参加メンバーと一緒に海に出る。

昨日と違い、かなり遠くまで探しに出るが、なかなかクジラのブローが見当たらない。
やっと親子を発見するも、子どもが小さすぎるのか、止まってくれず。その親子を追跡してると、別の親子を発見し、そっちの方が行けるかな〜と思って追ってみたけど、やっぱり子どもが小さ過ぎて、止まってくれなかった。

追跡を諦めて、しばらくは天気の良い穏やかな海を楽しみながら移動していたら、同じ会社の船から、親子とエスコートと泳げてると連絡が入り、そちらに急行。

すぐに譲ってもらったのだけど、オス2頭が加わり、ヒートラン(1頭のメスを数頭のオスが追いかける激しい行動)状態で移動してるところに、前に回り込んでエントリー。
それを何回も繰り返した。

トンガホエールスイム(撮影:越智隆治)

面白かったのは、エスコートがアグレッシブで、追いかけてくる別のオスにアタックしたり、バブルカーテンを出して、「これは俺の女だ!」ってのを主張したりしてて、写真は難しいのだけど、水中で見ていて面白かった。

トンガホエールスイム(撮影:越智隆治)

リピーターチームはこの日まったく海に入れなかった。
明日はリピーターチームと海に出るので、頑張って見せないと・・・。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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