組み合わせの妙!モルディブのシンプルな伝統料理・マスカーシ

この記事は約2分で読めます。

モルディブの伝統的な料理で、最もシンプルなものといえばマスカーシ(MAS KAASHI)。
ダイビング後にモルディビアンから差し入れしてもらったことのあるダイバーもいるのではないでしょうか。

モルディブの伝統料理マス・カーシ(Mas Kaashi)

料理方法はいたって簡単。
乾燥させたカツオと熟して固くなったココナッツのスライスを合わせるだけ。

お好みで塩や唐辛子と一緒に食べたりするようですが、ダイビング後は口の中が天然の塩味。
シンプルに、スライスされたカツオとココナッツを一緒に食べる場合が多いようです。

モルディブの伝統料理マス・カーシ(Mas Kaashi)

熟したココナッツをスライスして、その上に、やはりスライスしたスモークツナを乗せるだけ

何度もモルディブを訪れていますが、マスカーシを見ただけで食わず嫌いをしていました。
正直、甘いココナッツと塩辛いスモークカツオの組み合わせに頭が納得いかず、口に入れることがなかったのです。

あまりにもローカルからすすめられるので、ココナッツだけを食べて「固いだけで、無駄に濃厚なエキスが美味しくない」と海へ吐き出し、では、せめてもツナだけは食べるかと口に入れ、「パッサパサだし、ダイビング後に最悪」とやはり海へと吐き出し……。

でも、なぜか、今回モルディブへ行って、きちんと合わせて食べてみたわけです。
すると……

美味い!なにこれ!!

塩辛さと甘みが妙にマッチし、パサパサ感もココナッツの水分で調和。
コリコリとした触感もナッツのようで歯ごたえ絶妙。
どんなアルコールのアテにもよさそうです。

う~ん、合わせるからには意味があるんですね。
当たり前のことを今さら知り、食わず嫌いを悔いたのでした。

以来、妙にマスカーシにハマってしまい、ぜひ、日本でも作ってみようと、大量にスモークサーモンを購入。
あとは、熟したココナッツが日本で手に入るかどうか……。

モルディブの伝統料理マス・カーシ(Mas Kaashi)

※2014年4月5日(土)のオーシャナBARでもスペシャルメニューとしてお出ししようと思っていますので、モルディブを感じたい人は、ぜひお越しくださいませ。
オーシャナBARの詳細は、こちらから!

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
  • facebook
  • twitter
FOLLOW