バハマ、ドルフィンクルーズ1週目終了。

今年1週目のドルフィンクルーズを終了して、フロリダのウエストパームビーチに戻って来た。今年は、どうも水温が上がらず、6月なのに3月みたいなコンディションが続いているとクルーズキャプテンのスコットが言っていたように、少しいつもと違う気象状況。
カレントも南からでなく、北からだったりと、ベストコンディションではない。風もなかなか止まない。メインのポイントである、”ホワイトサンドリッジ”は、いつもなら、信じられないくらいの青さを見せてくれるのだけど、ここ最近は、”グリーンサンドリッジ”のままだそうだ。
それは今週も同じで、週の頭は風もおさまり、もう少しでべた凪か!!と期待したのだけど、後半からまた風が吹き始めた。
しかし、イルカとは毎日泳げて、これで、連続スイム記録は、55(1回のクルーズで5日間泳げる日があるので、11クルーズ毎日イルカたちと泳げている結果になっている。つまり、2009年、2010年は100%毎日イルカと泳げていた訳だ)。今年は5週間。この調子でイルカたちと泳ぎ続けられれば良いのだけど。
そして、最近では毎年登場しているおさわりイルカなのだけど、今年は特に”超”がつくほどの若いおさわりイルカが登場して皆大興奮。しかも、2頭。マダラもまだほとんど無いような若い個体で、オスとメス1頭ずつ。両方とも、まるで全盛期のシャークベイトやダービーというイルカたちを彷彿とさせるほどに、接近してきて、自分から身体に触れて来ようとする。
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「透明度がいまいちでも、べた凪が無くても、あの子たちに会えただけで満足!!」と皆が口にそろえて言うくらいのフレンドリーさ。あまり泳げなくて、普通に浮いていても、向うから近づいて来てくれる。
今年は、そんな若いイルカたちの出現で、イルカたちに関しては、かなり期待大な感じだ。問題は、コンディションかな。。。
今週は、昨年ニューヨークから参加してくれたDolphin Dance project を主催しているChisaさんとそのメンバー数人も参加してくれていて、水中でイルカとの優雅なダンスを見せてくれた。
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バハマだけでなく、最近取材に行った海でも、結構「異常気象」とか、「水温が上がらない」と言われることも多いので、もしかしたら、バハマも少し季節がずれているのかもしれない。そうなると、7月に入ってからの方がコンディションが良くなる可能性もあるのかな〜と、ちょっと当てにならない予測もしてみたりした。
今週は、来年の子供の日に、被災地で上げるための鯉のぼりを沢山集めている知り合いから、バハマのゲストやクルー皆で手描きの鯉のぼりを作って欲しいと言われていたので、船内で暇な時に作成して、皆からのメッセージを入れて、片面だけ完成させた。最後に完成した鯉のぼりと、購入してくれた「がんばろうTOHOKU」タオルを持って皆で記念撮影。
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反対側は次の2週目のメンバーと一緒に描きあげる予定。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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