誰も知らない石垣島 @陸上グルメ編

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今日、海況の都合で、”結構知っている石垣島”になった海。
そこで、陸上は”誰も知らない石垣島”をテーマに取材。
食探索と宇宙のパワーによる鑑定を受けてきたのじゃが……。

まずは、地元の人はよく行くが、観光客はほとんど来ないお店「一休」。

ウリはヤギ汁。

スープをひと口。うっ。

ヤギの肉のくさみを消そうとよもぎの葉を入れておるが(血圧を下げるためもある)、
ヤギのくさみは残っており、さらに、よもぎの葉のくさみも加わりもう何が何だか……。

「うっ」というそのままの顔をしてご主人を見ると、
「無理でしょ? 私もヤギ汁、食べないし。牛汁の方がうまいし。あはははは」。

お〜い(笑)。

何でも、沖縄には水牛、豚、山羊がいたが、
水牛は農耕、豚は売り物という扱いで、山羊は仕方なく食べ始めた肉。
じゃが、このくさみがたまらない人もおるらしいので食べたことのない人は一度はどうぞ。

ちなみに、ヤギ汁以外のメニューが豊富で、地元の方もそれらを食べにやってくる。
石垣島の地元の味を安く味わい人はぜひどうぞ。高円宮殿下も2回来ておるぞ。

お次は、以前から前を通るたびに気になっていたお店「永福食堂」。
地元の人はあまり行かないが、ちょくちょく雑誌に取り上げられたり(椎名誠が記事を書いたり)、
パンチの効いた外観とおっちゃんの存在が、石垣島の中でもひと際、目立っておる。

店内はトニーこと赤木圭一郎で埋めつくされておる。
わしがギリギリわかる世代なので、20代は意味わからんじゃろう(笑)。

おっちゃんに、「トニーそばと八重山そば、どう違うのじゃ?」とたずねる。

「おんなじさ〜」と屈託のない答え。同じなんかい!(笑)。
しばらくすると、八重山そばこと、トニーそばの登場。

豆腐がのっているのが風変わり。
食べたことのある人に聞くと、「味が薄すぎる」という指摘が多かったが、
実際食べてみると、個人的にはめちゃくちゃストライク。

だしに豚を使う八重山そばが多いが、ここでは鶏をだしに使っておる。
確かに、そのまま食べるとかなりあっさりじゃが、自家製のピパチ(島こしょう)がポイント。
どっさりかけて食べれば、胡椒も味わえて、オリジナルの八重山そば。

ぜひ、トニーそばを食べに、そしておっちゃんに会いに行ってみるとおもしろいぞ。

そして、最後は石垣鶏が食べられるお店「ぽーじょ」。

牛や山羊や有名じゃが、鶏はなかなか珍しい。
お刺身から炭焼き、蒸し、揚げ料理までいろんな鶏料理を楽しむことができるが、
イチオシが「黒鶏ももいぶし焼き」。

そして、シメの鶏塩ラーメンが美味いこと美味いこと。あっさりなのに濃厚。

以上、石垣島に行った際は、どうぞ。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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