【タイ カオラック】PAWARA号クルーズ! by 秋本繭子

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今回のクルーズは、3日間のショートトリップへ行っていました。
日本からのお客様、そして今回はタイのバンコク在住のお客様もタイの休日に合わせていらしていました。

1日目
①ウェストオブエデン
②イーストオブエデン
③エレファントヘッドロック
④ドナルドダックベイ
タイ スミラン諸島

朝一のダイブでは波がありました。
流れもあり、良い感じに潮が当たっていたので中層にはカスミアジやイソマグロが泳ぎ回って群れるキビナゴやバナナフュージラーの子ども等を捕食しに来ていました。
天気も良いのでサカナたちが反射してキレイでした。
大きなタイマイも現れ、ボートの周りまで来てくれたりもしました。
時間が経つにつれて波はおさまってきて、2本目を潜るころには穏やかになっていました。
今日のダイブはどこで潜ってもカスミアジの群れが活動的で、捕食シーンを何度も見ることができました。
小物系では、ハナヒゲウツボ、アケボノハゼ、アンダマンジョーフィッシュ、アンダマンダムゼル、マッコスカーズフラッシャーラス等を見に行ってきました。

ナイトダイビングでは、TAKESHIチームはトマトアネモネフィッシュが今にも孵化しそうな卵を育てている所を見に行っていました。

カオラック スミラン諸島

もうギラギラとした目玉が見えていて、親が一生懸命ヒレでタマゴを仰いだりして世話をしている最中でした。もう少しで孵化!!頑張れトマトアネモネフィッシュ!!

2日目
①コタチャイピナクル
②リチェリューロック
③リチェリューロック
④リチェリューロック

朝一のコタチャイピナクルは流れが強いコンディションでした。
岩陰に隠れたりしながら潮辺りの良い場所へ行くと、レオパードシャークが流れが気持ちよいのかグルグルと同じ場所を回っていました。
何人かのゲストの方々は流れに負けずものすごいフィンキックでレオパードシャークと一緒に泳いでいました。

カオラック コタチャイ

そんな光景を見ていたら今度は突然カスミアジとマルクチヒメジの群れが暴走族のように小魚を食べに襲撃しに来ました。
コタチャイは毎回何が現れるかドキドキワクワクするダイブサイトです☆
その後はリチェリューロック3本立て!!
最近の超アイドル!タイガーテールシーホース大小は今日も元気に(?)ボーーっとしていました。

カオラック リチェリューロック

カメラを向けると目玉をこちらに向けるのが本当に可愛い!!
『また撮られてるわ♪』とカメラ目線を送ってくれます。
他にもたくさんの可愛い生き物に会いました。ニシキフウライウオ、トラフケボリ、ワヌケヤッコの幼魚・・・。3本潜っても時間が足りない!!といつも思います。。
今シーズンよりクルーズのスタッフ、タイ人ガイドのLAM(ラム)は人並みはずれた視力の持ち主!
『今日は〇〇を見つけてほしいなぁ。。』とリクエストすると、すぐに発見してくれます。
今回は、『前回はいつもいたフリソデエビがいなくなっちゃったから今回見つけてほしいなぁ。。』と、言っていると、海から上がってきたLAMは『いたよ。』とあっけなく見つけるのです!恐るべし!!
今シーズン、クルーズ船に乗る予定のある方は是非LAMに何かリクエストをしてみてください!

今日一番の目玉はこの巨大なオニカマスでした。

タイ カオラック リチェリューロック

あれっ?!ダイバーが一人多い?!よく見たらオニカマス!!!
たくさんのツムブリたち、マテアジの群れを引き連れて登場しました。
人間を全く警戒しないオニカマスは私たちダイバーの目の前まで来て、ゲストのKさんの顔の前で口をパクパクさせていました。ビックリしながらもカメラを向けるKさん。そのうちあまりにも近くぶつかりそうになったので避けて水底にへばり付いた状態になってまでも写真を撮る姿は私たち周りから見ていて、あまり にも面白くみんな笑いすぎてマスクに水が入るのでマスククリアーばかりしていました。。
きっと大きくなりすぎてお友達がいなかったのでさみしくなって私たちの方へ来たのでしょう。(と思っておきます。)

3日目
①コボン
②ボンスーンレック

最後の日までお天気は快晴でした!
1本目のコボンでは、マンタが出るかなぁ??と期待しつつ泳いでいました。
残念ながら会うことはできませんでしたが、キンセンフエダイの群れが川のように動いて群れている様子がキレイだったのでずっと群れで遊んでいました。
もうすぐマンタのシーズン!!

今回のクルーズ最後のダイブサイト、ボンスーンレックも群れ&小物系が熱かったです!
バラクーダの幼魚の群れ、ヨスジフエダイやニセクロホシフエダイの子どもの群れがウジャウジャと沈船の周りに群がっていました。
その中にはキョロキョロとどっちに行って良いものかと挙動不審なネズミフグやヒトヅラハリセンボンが何匹もいました。

砂地ではメタリックシュリンプゴビー、フタホシタカノハハゼをライトで照らしてキレイなヒレの色を眺めたり、セバエアネモネフィッシュに会いに行ったりしました。
その道中で、口の中がタマゴで溢れそうになっているジョーフィッシュがいました。

カオラック PAWARAクルーズ

口をもう閉めることができなくて、その中のタマゴは目玉が見えていて今にも産まれそうでした。
このタマゴがハッチアウトするところを見たいなぁ。。とこの場所を後にしました。
今回のクルーズは、全てのお客様がリピートされている方々でとてもにぎやかで面白いトリップでした。

次回のトリップは9日から乗船して行ってきます!!

PROFILE
秋本繭子
Mayuko Akimoto

タ
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