トーホ5
気温が上がったり下がったりを繰り返している。今年はちょっと変な夏を迎えているニューカレドニアです。
不安定な気候はよくないことのように思えますが、そのおかげかどうか分かりませんが、「トーホ5」という沈船船内にスカシテンジクダイとキンメモドキが群れ群れ。オオカマスかピックハンドルバラクーダの幼魚と思われるカマス系の幼魚もギッシリ。
これらはヌメアの夏の風物詩ともいえる様子なのですが、例年の5倍以上の数が群れています。気温の変動に伴い水温も上下したことにより繁殖が何度も繰り返されたからなのだと思います。
小魚を狙ってオニヒラアジやコガネシマアジがアタックを繰り返す。ダイバーのことなんて全く気にならない様子で沈船の中や周りを泳いでいます。ハナミノカサゴもゆらゆらとゆっくり泳ぎながら、突然すばやく移動しての捕食。ハナミノカサゴの体がモリモリと成長しているように思います。
今はトーホ5を一番楽しめる季節です。