エピソンカップ
こんにちわ。
パラオ、ブルーマーリンの富永です。
今日、明日の2日間、パラオではエピソンカップという釣り大会が開かれています。
カジキやマグロ、サワラなど、いくつかのカテゴリーに分かれており、
それぞれの部門で誰が一番大きいのを釣り上げるか?というのを競うわけです。
最高3万ドルもの賞金がもらえるんですよ〜。
うちのパラワンスタッフは残念ながら?今日はみんな仕事で参加できず。
このイベント、釣り好きなパラオ人の注目のまとですが、
自分が参加するか?となると人それぞれ微妙に反応が違うところが面白いです。
あるパラオ人たちは割が合わないからエントリーしないよ、と言っていました。
つまりエントリー代を払った上にボートではるか外洋まで出ていって、
そこから延々と走らせたあげく本当に魚が捕れるかどうか?
ましてや高額賞金ゲットなんてまず無理だろうと。
昨今のパラオはガソリン価格が凄い高騰しているので、
多額のガソリン代を払うことになるだけでエントリーしたってしょうがないよ、
というようなことを言っていました。
*写真は大会とは関係ありません。
一方過去マグロ部門で3位に入ったこともある
うちのレモンちゃん、クレイトンの釣り好きコンビはと言えば、
来年までには良い道具を揃えて次はカジキ部門にエントリーするから、
来年は絶〜対に休みをくれ!!!!と今朝言われました。
ハハハ、1年先の休みの申請なんて気の早い話ですが、
面白いですよね〜この反応の違い、目線の行き先の違い。
一方は費用や釣れなかった場合の損得勘定などに目線が向いており、
うちのスタッフからは費用の話はこれっぽちも出ず、
でかいのを釣り上げるロマンや可能性のほうに目線が向いているわけです。
でも根本はただ単に釣りが好きで好きでしょうがないだけのような気もしますが。。。
どっちがどう、というのではないし、両方の気持ちや意見が理解できます。
そこで僕がふと頭に浮かんだのは釣りとはまた全然違う話ですが、
調査ダイビングのことです。
*写真は大会とは関係ありません
未開のリーフを調査するダイビングも釣りと同じく
良い結果がでるかどうかなんて当然のごとく事前にまったくわかりません。
結果が出るかどうかも分からないのであれば、
費用に時間、労力の無駄だという考えになってしまうと、
何にも行動を起こせないしその結果何の発見も成果もあがりません。
買わないと当たらない宝くじ、
エントリーしないと獲得チャンスの無いエピソンカップの高額賞金と同じです。
などともっともらしい理屈をゴタゴタこねまわしたところで
やっぱり僕もただ単に知らない海に臨んで調査するのが
好きで好きでしょうがないような気がしています。
ではまた〜