バラクーダの移動範囲
こんにちわ。
先日シアステイルというポイントに行った時ですが、
800匹ぐらいのブラックフィン・バラクーダの群れの中、
ふと目に付いたある1匹に視線が釘付け。
あれれ?この個体は知っているぞ〜!
バラクーダの個体識別なんて普通ではできませんが、
この個体に限っては頭部にある広範囲にわたって広がる
黒いあざのようなシミのせいで識別できます。
*写真は普通のバラクーダに色づけしたもので実物ではありません。
以前にブルーコーナーで何度も見かけていたので自然と覚えてしまったのです。
その頃はお隣の約4キロ離れたニュードロップオフでも時々見た事あります。
いつの頃からかそのブルーコーナーで見かけないな〜と思っていたら、
こんなところに来ていたんですね〜。
ブルーコーナーとシアステイルはリーフ沿いに移動すると約35キロ離れています。
結構移動しているものなんですね!
*グリーンはコロールの街、レッドがブルーコーナー、ブルーはシアステイルです。
仲間が多ければ安心なだけなのかもしれないので
単に「数の多さ」が理由かもしれませんが、
普段ほとんど使用されていないシアステイルのバラクーダの群れが
ダイバーに遭遇しても過剰な反応をしないのは、ダイバーに最も接する機会の多い
ブルーコーナーから移動してきたバラクーダがたくさん含まれているから
なのかもしれません。
でもそうすると疑問が一つ。。。
ダイバーがほとんど潜っていない北部のリーフには
前後10キロ範囲内にまったくダイバー慣れしていない、
そういう意味で順当な反応を示すバラクーダの住む2つの場所に挟まれた間に
全然ダイバーに動じないバラクーダの群れが住むポイントがあります。
そこはシアステイルを越える数で群れをなしているので、
やっぱり「数の多さ」が理由なのかな???とも思えますが、
同じような数でも慣れない動きを見せられたことはいくつかの場所で
何度かあるんですよね。
うーん、、、そうするとなんなんだろ?
単にその時の気分かな?
結局はバラクーダに聞かないとわからない事ですね〜。
面白いです!
ではまた〜
過去のPDF記事はこちら
ブルーマーリンのオリジナルポイント取材
PALAU EAST SIDE STORY
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