秋に恋の季節を迎える魚
屋久島では初夏から夏にかけて繁殖のピークを迎える魚が圧倒的に多い。
もちろんベラやスズメダイなど、ほとんどの魚で今でも繁殖自体は続いているけれど、初夏の頃の賑やかさはない。
そんな中、秋も深まる頃に繁殖のピークを迎える魚ももちろんいる。
ノコギリハギやニシキカワハギなどカワハギ科の魚はその代表格で、水温が下がり始めた頃からこれらの魚のディスプレイ行動(側面誇示行動)をよく見かけるようになってきた。
ニシキカワハギは日中から、自らのヒレを全開にして側面を見せ合うような行動がしきりに見られるのだが、夕方の集結っぷりは特に凄い。。。
1ヶ所に5-6匹が集まり、ディスプレイが延々と続く。
ノコギリハギの産卵もよくこの時期に見られ、午前中の早い時間帯に産卵床となるイトゲノマユハキという緑色の草のような海藻にメスが卵を産みつけ、そこにオスが放精する。
産卵前にはニシキカワハギのようなディスプレイやメスへの求愛も見られるが、これは産卵直前に限らず、日中でもよく見られる。
しばらく、彼らの繁殖関連行動で楽しめそうだ。。。(^^)