画期的!ウミガメが食べたくならないポリ袋が誕生
みなさんスーパーでお買い物はしますか??
その時、商品はどうやって持ち帰りますか??
え、エコバッグ?
そうですね、今どきレジ袋も有料の時代、1円でも家計のためには……
ではなく、環境のためですよね。
とはいえ、コンビニで、ドラッグストアで、ポリ袋をまったく貰わないという方はほぼいないと言ってもよいのではないでしょうか。
使い終わったポリ袋は家にストックしておけば何かと便利ですしね。
我々ダイバーの場合、海で濡れてしまった水着やタオルなどをカバンにしまう際に重宝するほか、ウエットスーツやドライスーツを着るときに活躍したりもします。
そんなポリ袋ですが、海の生物に多大なる影響を与えていることはご存じでしょうか?
年間10万もの海洋生物を死に至らしめてしまっているとも言われるポリ袋。
特に大きな影響を受けるのはウミガメです。
大好物のクラゲと間違えて大量に食べてしまった結果、死んでしまうことも…
そんな悲惨な自体を打開する、画期的なアイデアが南米エクアドルから届きました。
世界遺産であるガラパゴス諸島を抱えるエクアドル。
そのエクアドルのプラスチック製品工業協会(ASEPLAS)では、万一海を漂うことになってしまっても、ウミガメに影響を与えづらいポリ袋をなんとか作れないものか、考えに考えた結果、ある結果に達しました。
ウミガメが食べたくならないデザインにすればいい。
そして、ウミガメが捕食することのない4種の生物を特定し、その生物の模様を図案化したポリ袋を開発しました。
そんなポリ袋がこちら!
確かに食べたくはない…
そしてオシャレと言えばオシャレかもしれませんね!
このデータは以下のHPからダウンロードすることが可能となっています。
モデルになった生物は以下の通り
有毒生物としてあまりにも身近かつ有名ですね。
これだけ毒々しい色をしていれば食べたくもなりませんね
ミノカサゴもフサカサゴ科ですが…
写真を見る限りはボロカサゴをモデルにしたようです。
言わずと知れた海で最も強い毒を持つ生物のひとつですね。
もちろん、だからといってポリ袋を捨ててよいというわけではありませんが、なかなかいいアイデアなのではないでしょうか!?
(ライター/細谷 拓)