【デジカメ実験隊】 〝赤目軽減モード〟は使える？

この記事は約2分で読めます。

【デジカメ実験隊】シリーズ
■〝顔検出モード〟は使える？

赤い目をした魚に赤目軽減モードを使って
撮影したらどうなるか？

早速、実験隊〜♪

え？　赤い目の魚だったら、赤く写ってもいいって？
いいの！　何か楽しそうな実験だからやってみるの！　

ということで、赤い目をしたエソをまずは強制発光モードでパチリ。

当然、赤い！　

次に赤目軽減モードでパチリ。

結果
やっぱり赤い！　

あれ？　あれれ？

以下、友人カメラマンのコメント。

「人間や動物は瞳孔を絞って光を調節しています。赤目というのは、フラッシュの光が速過ぎて瞳孔を絞って光を調整する時間が
なく、血管の多い網膜に光が直接届いてしまって起きる現象で
す。そこで、撮影する前に一度フラッシュを光らせて、瞳孔を絞ら
せてから、再度フラッシュを光らせて撮る機能が赤目軽減モード」

つまり、瞳孔が開きっぱなしの魚には効くはずはない……。

テラ（和尚）

法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール／コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書：「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD：「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal