【速報】伊豆大島でハンマーヘッドシャーク出現中!ビーチエントリーで手が届きそうな距離を泳ぐ姿も
伊豆大島に、今年もハンマーヘッドシャークのシーズンが到来した。島北西部のダイビングポイント「ケイカイ」では、日の出直後の早朝ダイビングでハンマーヘッドシャークが群れで出現中。2026年7月前半は水温23~24℃、透明度10~15m、海況も良好で、高い遭遇率が続いているとの情報が発信されている。
タイミングが合えば、手が届きそうに感じるほど近い距離を、優雅に通過することもある。国内でも珍しい、ビーチからハンマーヘッドシャークを狙えるポイントだ。
最大の魅力は、ビーチからハンマーヘッドシャークを狙えること
ハンマーヘッドシャークの国内有名ポイントといえば、神子元島や与那国島を思い浮かべる人も多い。しかし、いずれもボートダイビングが中心で、潮流のある海を泳ぐドリフトダイビングや、中層での浮力管理などが求められる。
一方、伊豆大島のケイカイはビーチエントリー。最大水深は15~18m前後で、状況によっては岩場で姿勢を安定させながら、ハンマーの群れが通過するのを待つことができる。
完全なドリフトで中層を泳ぎ続けるポイントと比べると、技術面や費用面でのハードルが比較的低く、ビーチからハンマーに挑戦できることが最大の魅力だ。
透明度が悪くても、水面にハンマーヘッドシャークの姿
筆者も2025年にケイカイの早朝ダイビングへ参加。当日は透明度があまり良くなかったものの、水面付近を優雅に泳ぐハンマーヘッドシャークを確認できた。
同じ時間帯には、ほかのダイビングショップからも多くのダイバーが参加していた。誰かがハンマーを見つけると水中ベルが鳴り、周囲のダイバーが一斉に水面方向を見上げる。複数のガイドやダイバーが広い範囲を確認していることもあり、ハンマーの通過に気づきやすい環境だった。
ハンマーヘッドシャークのほか、火山島ならではの地形や、ウミウシ、ハナダイ類など、マクロからワイドまで幅広く案内する伊豆大島のダイビングショップ「オレンジフィッシュ」によると、タイミングが合えば、水深7mほどの浅場で、特徴的な頭部がはっきり見えるほど間近に遭遇することもあるという。

手が届きそうに感じるほど近い距離を、優雅に泳ぐハンマーヘッドシャーク。伊豆大島・ケイカイの早朝ダイビングで撮影(撮影/伊豆大島オレンジフィッシュ)
水面を優雅に泳ぐハンマーヘッドシャーク。伊豆大島・ケイカイの早朝ダイビングで撮影(撮影/伊豆大島オレンジフィッシュ)
ビーチでも油断は禁物
比較的挑戦しやすいポイントとはいえ、ビーチダイビングだから安全というわけではない。ケイカイは外洋に面しており、潮流が強くなることもある。現地では、原則として経験本数30本以上、半年以上のブランクがないこと、中性浮力に不安がないことなどが、参加条件や目安として設定されている。条件はショップによって異なるため、申し込み前に各ショップの公式サイトで確認してほしい。
ハンマーヘッドシャークを見つけても、水面方向へ追いかけたり、急浮上したりしてはいけない。必ずガイドの指示に従い、自分の深度や残圧を確認しながら観察しよう。
ハンマーヘッドシャーク狙いのダイビングは日の出直後に潜る早朝ダイビングとなるため、前日の飲酒は控え、十分な睡眠を取って体調を整えておきたい。伊豆大島はマクロ生物も豊富なので、早朝だけでなく日中のダイビングまで存分に楽しめるよう、無理のないコンディションで臨むことが大切だ。

伊豆大島はマクロ生物も豊富!写真はフタイロハナゴイ(撮影/Diving Partner)
ビーチからエントリーし、水面を泳ぐハンマーヘッドシャークの群れを狙える伊豆大島。いつかハンマーヘッドシャークの大群を見てみたいと思っていたダイバーにとって、挑戦への最初の一歩に選びやすい場所の一つだ。最新の出現状況と参加条件を現地ショップに確認し、この時期ならではの早朝の海を楽しんでほしい。
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