【告知】中村卓哉氏による新作写真集『辺野古 -海と森がつなぐ命-』が出版〜東京、大阪にて写真展も開催〜

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辺野古(提供:中村 卓哉)

2018年9月、水中写真家の中村卓哉氏による新作写真集『辺野古-海と森がつなぐ命』が株式会社クレヴィスより出版されます。

また、2018年9月11日(火)からは、写真展「海と森がつなぐ命 -辺野古-」が株式会社ニコンイメージングジャパンTHE GALLERY(新宿および大阪)にて開催。
トークイベント、サイン会も行われます。

今回の写真展では、やんばるの森と海、そしてそこをつなぐ川や干潟に生きる命にスポットをあて撮り下ろした作品が掲載。
以下、中村卓哉氏ご本人からのコメントです。

舞台は沖縄県、辺野古。そこはサンゴの海と広大な森が命をつなぐ場所です。
辺野古は普天間基地の移設予定地で、現在は基地建設のための埋め立て工事の準備が進められている海として広く知られていますが、2001年に私が撮影で通い始めた頃は、海の中や周囲の自然について必ずしも周知されていませんでした。

「埋め立て予定地となっている海の中にも必死に生きている命があるはずだ」

私はいてもたってもいられなくなりダイビング器材を背負って辺野古の海へ潜り始めました。
以来17年もの間、手探りで海の中やその海とつながる周囲の自然を記録し続けています。
今回の写真展では、やんばるの森と海、そしてそこをつなぐ川や干潟に生きる命にスポットをあて撮り下ろした作品を展示します。
 
三千年もの歳月をかけて育ったサンゴの大群落が存在し、五千種類を超える生き物たちが暮らす生物多様性の海。ここでは雨の一滴、落ち葉の一枚、砂の一粒までもが主役になるべき大切な命の源となります。
 
辺野古は基地の隣にあるサンクチュアリであり、海と森をめぐる川の流れとともに無数の命が未来へとつながっていく場所なのです。

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写真集
『辺野古 -海と森がつなぐ命-』

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判型:B5判
仕様:並製本・192ページ・オールカラー
写真点数:約200点
価格:2,315円+税
発売予定:9月中旬
出版:株式会社クレヴィス

ただいま、以下のページより予約注文を受け付け中です。

辺野古(提供:中村 卓哉)

THE GALLERY 企画展
中村卓哉 写真展「海と森がつなぐ命 -辺野古-」

◯東京・新宿

■期間:2018年9月11日(火)〜10月1日(月)
※日曜休館

■開館時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)

■場所:ニコンプラザ新宿 THE GALLERY 1+2
〒163-1528
東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階 ニコンプラザ新宿内

■入場料:無料

■トークイベント:
・2018年9月17日(月・祝)(中村卓哉、むらいさち(写真家))
・2018年9月22日(土)(中村卓哉)
※各回、14:00開始、申込不要、参加費無料。トーク終了後サイン会。

■お問い合わせ:03-3344-0565

◯大阪

■期間:2018年10月11日(木)〜10月24日(水)
※日曜休館

■開館時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)

■場所:ニコンプラザ大阪 THE GALLERY
〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階 ニコンプラザ大阪内

■入場料:無料

■トークイベント:
・2018年10月13日(土)(中村卓哉)
※14:00開始、申込不要、参加費無料。トーク終了後サイン会。

■お問い合わせ:06-6348-9698

Profile
中村 卓哉(なかむら たくや)

水中写真家の中村 卓哉さん

1975年東京生まれ。10歳の時に沖縄の慶良間諸島でダイビングを体験、海中の世界に魅せられ、水中写真家となる。ライフワークの辺野古の海へは17年以上撮影で通い続けている。
国内各地の海に加え、パプアニューギニアの海も撮影。海のありのままの状態を記録し、海と陸、そして人間が結びついた環境を写真で伝えたいと作品を発表、執筆、テレビ・ラジオ出演、講演活動を精力的に行っている。

著書に「わすれたくない海のこと 辺野古・大浦湾の山・川・海」(偕成社)「海の辞典」「パプアニューギニア 海の起源をめぐる旅」(雷鳥社)などがある。

パプアニューギニアダイビングアンバサダー、公益社団法人 日本写真家協会会員。

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