再生800万回!話題の「水中出産」ドキュメンタリー続編のクラウドファンディング
インパクトのある水中写真に目を奪われる。
気持ちよさそうに、そこにいることが当たり前であるかのように、水中に浮かぶ女性。そして、おなかの膨らみにも目がいく。興味をもつというのは、自身の中に感情が生まれることから始まる。
今回紹介するのは「水中出産」に関するトピック。と言っても、ターゲットは女性だけではない。興味があれば、性別も年齢も関係ないのだ。興味を知識に変えて、それからどう思うか考えればいいのだ。思考は自由である。
水中出産ってなに?
1800年代にフランスで始まったといわれている水中出産。調べてみると、日本では東京に水中出産が選択できる産院を数軒見つけることができた。実際にどれだけの人が経験しているのかという数字は、確認できなかった。しかし、近年著名人による水中出産のニュースを耳にすることが多々ある。
ドキュメンタリー映画『Water Baby』
『Water Baby』は、フリーダイバーで女優の福本幸子氏がパートナーでフリーダイバー世界チャンピオンのウィリアム・トゥルブリッジ氏とともに、ニュージーランドの自宅で水中出産をした様子を納めた短編のドキュメンタリー映画である。2019年9月に公開されると世界中から大きな反響を呼び、再生回数は800万に達した。その後、3つの映画祭で受賞し、5つの映画祭で出展作品に選ばれた。
百聞は一見にしかず。『Water Baby』をさっそく見てみよう!
福本幸子氏は、この作品に出演したことについてこのように述べている。
そして、『Water Baby』の続編ともいう長編ドキュメンタリー映画『Pacific Mother』を2022年9月に完成させるべく製作中。
続編『Pacific Mother』の内容
①8分間の『Water Baby』では、表現しきれなかったこと
②水中出産に臨む福本幸子氏の姿
③太平洋に住む女性たちの「バース・ストーリー」
福本幸子氏だけではなく、海と深いつながりをもつハワイ、タヒチ、クック諸島、日本に生きる女性の妊娠と出産のストーリーが紡ぎ編まれる。
たとえば、こちらの女性たちの出演が予定されている。
キミ・ウェルナー氏(ハワイ)
全米スピアフィッシング・チャンピオン。Patagoniaアンバサダーとしても活躍。
instagram.com/kimi_swimmy
ラヴァ・レイ氏(タヒチ)
伝統舞踊家、タヒチアンキルトデザイナー。自宅の前のラグーン前で出産。
instagram.com/ravaray
長編ドキュメンタリー映画『Pacific Mother』のクラウドファンディング開催中
「命の起源、母と海を守りたい。 ”産み”と”海”のドキュメンタリーを世界へ」
期間:2021年7月22日~9月22日
目標金額:1000万円
プロジェクト実行者:Pacific Mother Film
プラットフォーム:CAMPFIRE
このプロジェクトは【All-in方式(期間終了日までに目標金額に達成しなかった場合でも、集まった支援額はプロジェクト実行者に届けられ、支援者にはリターンが届けられる方法)】で実施される。
クラウドファンディングの詳細は、こちらをクリック。
まずは、ページをのぞいてみよう。
ここでは紹介しきれない製作者たちの想いがつづられており、それもまた興味深い。
またリターン(支援に対するお返し)の種類も豊富で、既に「OUT OF STOCK(品切れ)」になっているものもある。
多くの命が無事に生まれてくることと、映画の完成を願っている。そして、続編の『Pacific Mother』が公開された際には、またここでお知らせしたいと思う。その時には、また多くの人の興味をかき立てるに違いない。