2021年最高のドキュメンタリー映画『くじらびと』復活上映中！東京美術館にて10/14まで

オーシャナ編集部

第31回 (2022) 日本映画批評家大賞 ドキュメンタリー賞受賞をはじめ、数々の映画賞を受賞した⽯川梵監督（以下、監督）による『くじらびと』。2021年9月に公開された本映画は同年最高のドキュメンタリーと評されている。そんな『くじらびと』が東京都目黒区・東京都写真美術館にて復活上映することが決定！監督と豪華ゲストとのスペシャル対談も予定されている。

“生きること”の本質に触れるドキュメンタリー

命を賭けてモリ一本で巨大なマッコウクジラに挑む、インドネシア・ラマレラ村の人々に密着した“生きること”の本質に触れるドキュメンタリー映画。この村では今も銛一本でマッコウ鯨を突く、勇猛な鯨漁が行われている。グローバリズムと反捕鯨の圧力の中、消滅の危機にある貴重な鯨文化のディテールを克明に描き、地域文化を守ることの大事さと、大自然とともに生きる、アジア的共生の在り方の素晴らしさを伝える。
▶︎『くじらびと』公式ホームページ

復活上映について

2022年9月27日（火）〜10月14日（金）(休映日10月3日、6日、11日）　までの間、「写真美術館で観る映画」と題し、良質な作品の上映を行っている。東京都目黒区・東京都写真美術館1階ホールにて期間限定で上映中。公開は13:00および15:20の1日２回で、15:20の回上映後にはほぼ毎回スペシャルゲストを招き、日本映画批評家大賞ドキュメンタリー賞受賞を記念したトークイベントを行う。

詳細は下記をご確認ください。
▶︎東京都写真美術館ホームページ

監督から伺った作品の裏話や想い

また、本映画が昨年公開されたとき、オーシャナ編集部は、監督や監督と親交のある鍵井靖章氏や中村卓哉氏といった水中写真家ら豪華なメンバーとご一緒させていただき映画を鑑賞していた。観賞後には監督から裏話や、水中写真家らならではの感想を伺っているので、こちらも是非。
▶︎オーシャナ編集部による観賞レポート「映画『くじらびと』、鯨漁をする村人と鯨の物語。監督のコメントあり」

命を賭けてモリ一本で巨大なマッコウクジラに挑む人々の壮絶な狩と鯨の生き様が、過去に類を見ないほど迫力ある映像で表現されている本映画。まだ見ていない方は、又とないこのチャンスに、ぜひ大きなスクリーンで観賞していただきたい。