エコな宿選びのヒントに。SDGsホテル特集
Gotoキャンペーン利用が本格化する中、環境問題に関心があるなら、ホテル選びにも一工夫。
世界中でSDGsが注目されている今、国内のホテルでも様々な取り組みが行われている。ここでは、皆さんもご存知であろう有名ホテルの活動をご紹介しよう。
Text:Nodoka Sekido
ホテルニューオータニ:生ごみや排水を徹底リサイクル
広々とした日本庭園や、ショートケーキやモンブランなど“スーパーシリーズ”で知られる「ホテルニューオータニ」。約2万坪の敷地内に、客室1479室に加えて33室の宴会場、37軒のレストランを持ち、厨房からの排水だけでも1日約1000トンにもなる。そのため、生ごみのリサイクル率100%というコンポストプラントをはじめ、1964年の創業当時から環境への取り組みに力を入れている。
セルリアンタワー東急ホテル:アメニティを持参することで植林活動に参加
渋谷駅からすぐという立地にあり、ビジネスや観光の拠点として人気を集める「セルリアンタワー東急ホテル」。地域貢献の一環として、スタッフは週に3回、渋谷の街の清掃活動も行っている。さりげなく緑化活動に参加できる「グリーンコイン制度※1」、「グリーンカード制度※2」など、東急ホテルズのSDGsへの取り組みを紹介。
※1 宿泊時、対象となるアメニティをご使用にならなかった場合、備え付けのグリーンコインをフロントにお持ちいただき環境保全活動の基金とする制度。
※2 連泊するゲストが寝具3点(シーツ、ナイトウェア、枕カバー)の交換を不要とし、簡易清掃(エコ清掃)をご希望された場合、備え付けのグリーンカードをドアノブに掛けていただき、交換を最小限にすることで地球環境負荷の低減に貢献する制度。
帝国ホテル:グリーン電力やバラの再利用。さまざまなSDGsに挑む
2020年11月3日に開業130年を迎える、日本を代表するホテルのひとつ「帝国ホテル」。早くから、環境対策をおもてなしの一環として取り組んできた。現在は「サステナビリティ推進委員会」を組織し、ひとつの食材を大切に使い切るフードロス対策や、スタッフのアイデアから生まれた循環型リサイクルなど、様々な視点でSDGsに取り組んでいる。
ザ・キャピトルホテル 東急:間伐材を使ったストローで森林を守る
溜池山王にあるラグジュアリーなホテル「ザ・キャピトルホテル 東急」。政治経済の中心という立地もあり、さまざまな人が足を運ぶこの場所で生まれたのが「木のストロー」。プラスチック製ストローと比べても遜色なく、実際に使った人からは「木でできているとは思えない!」と言われる、環境や家づくりのプロと一緒に生み出した、世界初のストローとは?
川崎キングスカイフロント東急REIホテル:プラスチックや食品廃棄物をエネルギーに再生
多摩川をはさんで羽田空港の向かいに建ち、“世界初の水素ホテル”として注目を集めている「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」。環境省の地域連携・低炭素水素実証事業に協力したプロジェクトで、プラスチックをリサイクルして、環境に優しいエネルギーへ再生するという取り組みの詳細を紹介。
横浜ロイヤルパークホテル:多様化する社会に合わせハラールやフェアトレードを導入
横浜ランドマークタワー内の超高層階に位置し、その美しい眺望から“天空のホテル”とも呼ばれる「横浜ロイヤルパークホテル」。国際的な会議やイベントが多く行われ、世界中の人が集まる横浜に位置し、多様化する社会に合わせた取り組みを展開。すべての人が幸せなミライをめざし、ハラール認証の取得や、国際フェアトレード認証を受けたコーヒーやワインなどを導入している。
本内容は、スターツ出版株式会社が運営するオズモールでリリースされた「ホテルと考える、これからのわたし-SDGsホテル特集」を参照したもの。このほか、様々なSDGsを行うホテルをチェックするには以下リンクへ。
https://www.ozmall.co.jp/sdgs/article/25373/
ホテル食事券やグッズが当たるスタンプラリー実施中
ホテルの魅力を再発見する「プレゼントキャンペーン」も同時にリリース。食事券や宿泊券、サステナブルなグッズなど、豪華プレゼントが当たるチャンス。応募方法は、オズモールの「SDGsホテル特集」で紹介されている記事のいずれかをクリック。ページ下部にあるスタンプをクリックしながら、ページをめぐり、すべてのスタンプが集まると、ホテルの宿泊券や食事券が当たるプレゼントに応募できる。応募は10月27日(火)10時~11月24日(火)10時まで。
■詳細はこちら >> https://www.ozmall.co.jp/sdgs/article/25373/
ホテル側のみならず、消費者側が宿泊施設を選ぶこともエコな取り組みをサポートする大きな役割を果たす。
キャンペーンを利用することで手軽にホテル宿泊が可能な今だからこそ、自分の価値観を見直し、環境に配慮したホテル選びを意識してみてはいかがだろうか。