マクタンで潜ろうヨ!!
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Philippine Mactan / フィリピン、マクタン
Let's Diving in Mactan!!
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Philippine Mactan / フィリピン、マクタン
Let's Diving in Mactan!!
- Photo&Text
- 越智 隆治
- Special Thanks
- BLUE CORAL
- Design
- Sana
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マクタン島日帰りポイントは 「群れ」&「マクロ」が魅力!
オランゴ島は今回取材した中で、一番マクロが豊富で、面白かったポイントだ。島を囲むリーフでは、カミソリウオ、ニシキフウライウオ、カエルアンコウなどの個体数も多く、被写体に事欠かなかった。もちろん、時期やシーズンによってもその個体数は違ってくるとは思うが、ちょっと撮影したくなる (撮影し易い)マクロ系の生物が堪能できる。
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リーフトップに沈む沈船周辺には、小振りのギンガメアジが群れていた。密集具合が最高で、時間をかけて撮影したくなる。あまり逃げないので無理して追いかけなくても、ビギナーダイバーでも簡単に撮影可能だ。
この他にも、群れの素晴らしいポイントはある。バンカーボートで20分程度の距離にあるヒルトゥガン島には、ツバメウオとロウニンアジの群れが見られるのだ。
個体数的には、ツバメウオは50〜100匹単位、ロウニンアジも50〜60匹程度の群れだ。ロウニンアジの群れは、他の海でもなかなか目にするのは難しいので、貴重なポイントだろう。
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ナルスアン島には、ドロップオフのブルーウォーターを見つめるように鎮座する”ナルスアンの女神像”がある。この像を撮影しようと接近すると、ワラワラとオヤビッチャなどの小魚が集まってくる。まあ、これは餌付けの影響なんだけど、その群れと絡めて像を撮影するのは、旅の良い思い出にもなる。
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これらのマクタンからデイトリップで行けるポイントは、ベテランダイバーからビギナーダイバーまで気軽に楽しめる。安近短でも、十分に楽しめる海が待っている。