マクロ限定!? パラオ1,400の魚達に会いたい。
Palau / パラオ
マンタやサメだけでない、未記載種や和名の無い種など、楽園パラオの美しい魚たちに迫る!
Palau / パラオ
マンタやサメだけでない、未記載種や和名の無い種など、楽園パラオの美しい魚たちに迫る!
- Photo&Text
- 峯水 亮
- Special Thanks
- DayDream Palau
- Design
- Yoshiko Murata
パラオには1,400種もの魚たちが暮らしているという。
この数字がいかに桁違いかは、総面積で比較すると825倍もの大きさがあり、亜寒帯から亜熱帯の気候を持つ日本の魚種が約4,000種ということから容易に想像がつくことだろう。
マンタやサメだけでない、パラオの様々な魚達を、デイドリームパラオにて案内してもらった。
未記載種やミクロネシア固有で和名の無いものなど、楽園パラオの美しい魚たちに迫る。
大物や群れだけでは無い、パラオ1,400種に迫る
パラオといえば緑の帽子を被ったようなロックアイランド、白い砂浜が輝くビーチ、塩水湖に無数のクラゲが暮らすジェリーフィッシュレイク、透明度が高くマンタなどの大物ワイドの魅力溢れる場所だ。
しかし、デイドリームパラオの遠藤氏によれば、パラオの魅力はそれだけでは無いという。
「実はパラオには1,400種もの魚たちがいるんですよ。で、それを是非オーシャナで紹介したいんです!」
私「今回、大物ワイドは全く無しですか?」
遠藤さん「ワイドはつなぎ程度ならOKですよ」
ということから今回のマクロ限定!?リサーチは始まった。
パラオの総面積は日本の群馬県高崎市とほぼ同じ458㎢ほどだ。
その中に魚が1,400種いるという事実がどれほど凄いことなのかは、日本と比べてみると容易に想像がついた。
しかし、エビカニやその他の海洋生物まで含めれば、いったいどれだけいるのだろうか?と勝手に妄想を膨らませながら、まずは地形で有名なブルーホールやシアストンネルなどの洞窟を探ることになった。