恋するセブ 極上のDreamy love story

Cebu / セブ島

セブ島を舞台にした架空のラブストーリー

Photo
高砂淳二
Text&Model
稲生薫子
Model
Daisuke Watanabe
Special Thanks
BLUE CORAL
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tomato
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Cebu / セブ島

セブ島を舞台にした架空のラブストーリー

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高砂淳二
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稲生薫子
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3日目は極上な海、バリカサグへ

最終日のバリカサグでは、「ギンガメアジのトルネードに巻かれたい!」という彼の要望でギンガメアジを探すことに。

「今日はこっちにいると思いますよ」というガイドさんの長年の勘を信じて、ドリフトで中層を流れること約10分。

海が真っ黒くなってきたな~と思っているとあっという間にギンガメアジの渦の中!
マスクすれすれのところを巨大なギンガメアジが旋回しているのは、何度体験しても胸がドキドキ。

セブ島のギンガメアジの群れ(撮影:高砂淳二)

バリカサグと言えばギンガメアジ!この日はガイドもビックリの大編隊。編隊の中に入ればアドレナリンMAX!

「いや~すごかった!」
リクエスト通りの“ギンガメアジに巻かれる”という夢を達成し、興奮気味の彼。

バリカサグではギンガメアジのほか、人の大きさほどもあるタイマイやアオウミガメ、さらにはバラクーダにも出会え、大満足の一本!

セブ島のカメ、タイマイ(撮影:高砂淳二)

近絶滅危惧種に指定されているタイマイ。バリカサグでは、人の大きさぐらいあるカメに出くわすこともよくある

セブ島のバラクーダ(撮影:高砂淳二)

最近ではレアキャラのバラクーダに奇跡的に出会えた

セブ島のバンカーボート(撮影:高砂淳二)

フィリピンを始め東南アジアのダイビングで使用されているバンカーボート。左右に張り出したアウトリガーのおかけで揺れが少ない。ブルーコーラルの船はトイレも完備され、大きくて乗りやすい

アフターダイビングは、バリカサグ島に上陸♪

バリカサグ島では、ハイビスカスをはじめとする南国ならではの花が咲き乱れ、海は太陽に照らされてキラキラ輝いていた。

セブ、バリカサグ島(撮影:高砂淳二)

バリカサグ島の陸上。「BALICASAG ISLAND」の文字が素敵な石垣は歩いているだけで気持ちが良い

写真を撮っていたらあっという間に時間は過ぎ、船に戻るようアナウンス。

ヤシの木の木陰で昼寝ができたら最高だっただろうなぁと後ろ髪を引かれる思いでの帰船だったけれど、「今日は夕日が綺麗だと思うよ」とスタッフさんが教えてくれたので、期待に心が躍った。

バリカサグ島の花(撮影:高砂淳二)

バリカサグ島に咲く色と
りどりの花。色がとても鮮やかなので被写体としても、目で見るだけでも楽しめる

バリカサグ島の花(撮影:高砂淳二) バリカサグ島の花(撮影:高砂淳二) バリカサグ島の花(撮影:高砂淳二)

聞こえるのは、ただ、波の音だけ

セブ島、クラブフォートメッドの星空(撮影:高砂淳二)

吸い込まれそうになるほど美しいクラブフォートメッドから見る星空。流れ星や天の川も観察できる。写真右側にある白っぽくなっている星の群生が天の川

太陽が沈む頃、プールサイドに置かれたデッキチェアに寝転がり、海と空の境目を見つめていたら、綺麗な夕日だけでなく、ほんのひと時のマジックアワーにも出会えた。

マジックアワーが終わると、今度は月と星のショータイム。
言葉はいらない。
ただ、空を見つめていたい。

心の底から感動する景色に出会うと、ため息がとまらなくなるんだって、初めて知ったな。
この旅で海と同じくらい楽しみにしていた星空。
帰国する前に出会えてよかった……。

1日目のパンダノン島から始まって。
2日目はオスロブでジンベエザメに逢って、スミロン島で癒されて……。
最終日にはバリカサグ島でギンガメアジの群れに巻かれて、夜は満天の星空……。

帰りたくないな。
このまま時が止まってしまえばいいのに……。

—to be continued…..

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