まるで空飛ぶ宇宙船のような、石垣島の雄大なコブシメ〜岡田裕介の海中時間〜

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石垣島の春の風物詩、大崎ハナゴイリーフのコブシメ。
3月頃から5月頃まで浅場のユビエダサンゴ周辺に産卵の為に集まって来ます。

石垣島のコブシメ(撮影:岡田裕介)

一夫一妻と言われるコブシメの求愛や、メスを巡るオス同士の戦いなど、
様々なドラマが繰り広げられる様子に、見ていて飽きる事がありません。

オスが戦う時にはコブシメ自身が嫌う白黒の縞模様になり、
体の模様の変化させながら、体を大きく伸ばして大きさをアピール。
初めて見た時は、空飛ぶ宇宙船を彷彿とさせるその姿に驚きを隠せませんでした。

今回の写真は、そんなコブシメの迫力ある姿を狙い
魚眼レンズでギリギリまで近づいてから
最後に一瞬腕を伸ばしてノーファインダーで撮影しました。

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PROFILE
埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。
 2003 年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ の移住を経て、現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ 乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。 2009 年 National Geographic での受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティ の写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルはじめ企 業の広告やカレンダーなどを撮影。 またミュージシャンのライブ撮影も行い、雑誌、WEB、広告などに作品を発表している。
 
HP:https://yusukeokada.com
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