ゴールデンウィークに行きたい国内の海5選

「いよいよ待ちに待ったゴールデンウィーク!」と言いたいところだが、新型コロナウイルスがいまだ余談を許さない状態の中、大手を振るって外出できるはずもなく、海外旅行はおろか、国内旅行でさえ満足に楽しめないかもしれない。そこで、妄想もかねて(笑)、ゴールデンウィーク(以下、GW)に行きたい国内の海を独断と偏見で5ヶ所ピックアップ!旅心を胸に是非チェックしてみて。

【目次】

■「捕食マンタ」に会いに「トカラ列島」へ
■「アマミホシゾラフグ」に会いに「奄美大島」へ
■「ギンガメアジ」に会いに「粟国島」へ
■「コブシメの求愛」を見に「石垣島」へ
■「長期休暇」がとれるなら「小笠原諸島」へ
(北から順)

 

「捕食マンタ」に会いに「トカラ列島」へ

写真:トカラ列島、口之島

鹿児島県にある屋久島と奄美大島の間に位置する「トカラ列島」は、十数個以上もの小島が密集しているため、ダイビングポイントが豊富で、アイランドホッピングのように島巡りをしながら楽しむダイブクルーズが人気。短いものでは3~4泊から、長いものでは7泊以上かけたクルーズもあるようなので、まとまった休みに是非行きたい場所の一つとして今回レコメンド。また、未開拓のダイビングポイントも多く、予想だにしない大物と遭遇のチャンスあり(⁉)GWはめずらしい「捕食マンタ」との遭遇に期待ができるとか。

 

「アマミホシゾラフグ」に会いに「奄美大島」へ

奄美瀬戸内町観光大使のORICAさんとミステリーサークル

奄美瀬戸内町観光大使のORICAさんとミステリーサークル Photo byボブマリン奄美

鹿児島市と沖縄島のほぼ中間に位置する「奄美大島」の名物の一つに、「アマミホシゾラフグ」が描く海底の砂を使ったアート作品「ミステリーサークル」がある。メスの産卵のための分娩台だというと生々し過ぎるかもしれないが、見た目は幾何学模様で幻想的。約15cmの小さな体で直径2mもの円を描けるのは愛ゆえか。運が良ければ、わずか3秒、超レアな産卵の瞬間に遭遇できるかも。繁殖時期まっただ中にあたるGWにぜひ行ってみたい。

奄美大島・龍郷の海中にミステリーサークル?かわいい“宇宙人”の正体は、がんばってメスに尽くすあの生物だった

 

「ギンガメアジ」に会いに「粟国島」へ

粟国島のギンガメアジ

粟国島のギンガメアジ

沖縄本島からフェリーで行ける離島の一つ、「粟国島(あぐにじま)」では、「ギンガメアジ」が人の何倍もの大きさの球形群となっている様子を楽しめる。その圧巻の光景から、ダイバーの間では、通称「ギンガメトルネード」と呼ばれ親しまれる存在。遭遇率は5月がもっとも高いともいわれているので、GWに狙って行きたいもの。

今年もアツいぞ、粟国島のギンガメトルネード!!イソマグロにロウニンアジ…次々と現れる“回遊魚天国”で冒険ダイビングを

 

「コブシメの求愛」を見に「石垣島」へ

コブシメとダイバー Photo byダイビングショップ皐月

Photo byダイビングショップ皐月

「石垣島」のGWは、大型コウイカ属である「コブシメの求愛」が見られるシーズン。大きいものでは全長50cmにもなるオスが、足を相手に絡みつかせ、どちらが優位であるか競ったり、肢体の色を変幻自在に変えたりする様は野性味を感じずにはいられない。メスを巡るオス同士の熾烈な戦いは必見だ。また、交尾や産卵を見ることができるのもこの時期のみ。

交接中のコブシメ Photo byダイビングショップ皐月

交接中のコブシメ Photo byダイビングショップ皐月

産卵中のコブシメ Photo byダイビングショップ皐月

サンゴに卵を産みつけるコブシメ Photo byダイビングショップ皐月

ポイントによっては多い時だと10匹ものコブシメに出会えるというから、これは狙っていくしかない。

 

「長期休暇」がとれるなら「小笠原諸島」へ

東京から南へ約1000キロ向かった先に位置する「小笠原諸島」といえば、東洋のガラパゴスといわしめるほど、生物多様性に富むことで有名であると同時に、日本でもっとも交通が不便な有人島としてもその名を轟かせている。飛行機はなく、東京の竹芝桟橋から片道25時間の船旅以外にアクセス方法はないうえに、復路の便は通常3日後なので、最短で行っても5泊6日はかかる。ただ、GWには便数が増えるため、最短で行けば3泊4日も夢じゃないようだ。この時期の小笠原諸島は、大物の宝庫。大型回遊魚のイソマグロやシロワニと呼ばれる巨大ザメほか、子育て中のザトウクジラもギリギリ狙えるかもしれない。

▼GWの運行状況はこちらからチェック!
小笠原海運:https://www.ogasawarakaiun.co.jp/

この5選以外にも、国内にはGWだからこそ行きたい海がたくさん。恐るべし日本の海。国内のダイビングポイントを自由に巡れる日が来ることが今から楽しみだ。

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