2013年トンガ・ホエールスイム、初日から全員が水中でクジラに遭遇

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トンガホエールスイム(撮影:越智隆治)

ホエールスイム参加ゲストの全員が水中でクジラに遭遇

2013年トンガホエールスイム初日、2隻の船で海に出る。

「前日には、3頭の親子と泳ぎ、8頭くらいの激しいヒートランに遭遇し、トータルで30〜40頭のクジラに遭遇した」と、乗船したボートのスタッフに聞かされた。

しかし、13日は島が雨雲に覆われて、広範囲には探し辛いコンディションだった。
後で聞いた話だが、2便ある国内線も、この日はババウ上空まで来て引き返した。
にも関わらず、一方のボートは、ブリーチング、ペクトラルスラップなどのパフォーマンスを堪能できた他、ヒートラン、シンガー、親子にも遭遇した。

ロケットの発射の瞬間のように、激しく水しぶきを上げて、ブリーチングをするザトウクジラ

ロケットの発射の瞬間のように、激しく水しぶきを上げて、ブリーチングをするザトウクジラ

そしてもう一隻のボートは、オスとメスのペアのクジラが、30回近くダブルブリーチングやダブルペクトラルスラップを繰り返した。
なかなか2頭同時にというタイミングでは飛ばなかったので、ムービーで撮影していれば良かったかなと少し後悔もした。

ペアのクジラが、連続でブリーチングやペクトラルスラップを繰り返した

ペアのクジラが、連続でブリーチングやペクトラルスラップを繰り返した

激しく移動するので、なかなかエントリーのタイミングが掴めなかったけど、最後に全員が海中でペアのクジラを見ることができた。

このトンガに来る途中に起こった航空線でのトラブルは、また次の記事で。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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