いざ! マンタ様 @沖縄・石垣島

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日本全国潜り歩き
沖縄行脚編@石垣島

沖縄で、本島、西表に次いで3番目に大きい石垣島。
ダイビングエリアは島の南部、西部、川平(北西部)、北部の4エリアに分けられるが、
石垣ヴァージンのわし。そりゃ「マンタスクランブル」に潜らねば始まらない。
■石垣島の場所は→こちら ■石垣島のダイビングスポット

ということで、「川平石崎マンタスクランブル」のある川平エリアで、
その発見者にして名付け親である《ダイビングスクール海講座》の園田真殿のもとへ。

やってきました、石垣島は川平!

■川平湾の位置は→こちら

会ってきましたとも、園田殿!

★「マンタスクランブル・インタビュー」は→こちら

いざ、マンタスクランブルへ!

見よ、この海の南国色

と、その前に1本目はのんびり「米原Wリーフ(プカピー)西」。
※プカピーとは「深い=プカ」+「干瀬=ピー」

浅瀬にサンゴが広がり、キンギョハナダイが群れ華やかな雰囲気。
 

やや傾斜のあるガレ場にはスミレナガハナダイ。そこかしこにクマノミたち。

 
体の模様から通称〝サロンパス〟。1本の横縞が特徴のハマクマノミ

のんび〜〜〜り潜った後は、いよいよ念願のマンタスクランボーへ!

今まで、「マンタスクランブルってどうですか?」と聞かれることのなんと多かったことか。
「潜ったことがなし!」というと驚かれることのなんと多かったことか。

東西約600㍍×南北約200㍍の広大なエリアに点在する
クリーニングステーションがマンタの舞台。
体についた寄生虫やゴミを落としてもらいに頻繁にマンタがやってきて、
根の上でホバリングしたりグルグルと旋回したり。

園田殿の後についてマンタを探す。

とにかく探す。

キョロキョロ。
 

が。マンタ現れず。残念……。

まあ、とりあえずマンタスクランボーに潜れたのでよし。
いろんなエリアを広く浅く潜りたいミーハーなわしとしては、
パラオの「ブルーコーナー」のように「ここがマンタスクランボーか」としみじみ。

マンタのいないマンタスクランブルは、朝食べたカツカレーでいえば、
カツのないカレーではあるが、カレーはカレーでうまい。

根の上にチョウチョウウオやクマノミの仲間たちもいっぱい。
 

根が折り重なるように点在し、亀裂や奇岩など地形スポットとしても楽しめるぞ。

ランチを挟んで3本目。


毎日メニューの変わる園田殿の奥様アツコ殿の手作りランチ

3本目は白砂広がる「米原キャンプ場前」。

スカシテンジクダイやヨスジフエダイが覆う根には、
カクレクマノミがいて、写真を撮る人にはたまらないシチュエーション。
わしのイメージする沖縄はまさにこれじゃのう。

 
ここで原田カメラマンが撮った写真を何度『マリンダイビング』で見たこと

とにもかくにも、石垣島初ダイブ。
そして、「川平石崎マンタスクランブル」に痕跡を残す記念すべき1日となったのじゃ。

★今回和尚がお世話になったお店は、《ダイビングスクール海講座》
http://www.umicoza.com/

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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