海猿を超えろ! @絶対指令
まこ社長の絶対指令。
海猿になれ。
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_4597.html
もはや文句は言うまい。じゃが、5mからタンクを背負ってジャンプって……。
とりあえず船を探さねば。
少なくとも5メートルの高さのある船というと、
ダイビングサービスの所有する大型クルーザーでは高さが足りん。
今日しか時間がない。さて、どうしたものか。
そこで、マイミクで日本郵船に勤めているウエイ殿に相談。
なんと船を使わせてくれるという。ダイビングつながり万歳。ミクシィ万歳。
「ちなみに、5メートル以上あるかのう?」
「あります、あります」
高さもOK。
ということで港に行ってみると、大きな船が泊まっている。
「和尚、あの船ですよ」とウエイ殿。
おお〜あの船か〜。でも、ちと、でか過ぎやしないか……。
近づいてみると、なんと本物の海上保安庁の船。
ド〜ン。
た、高っ!
5m以上あるのではなないかのう?
こんな高さから海猿は飛び込むのか。や、やるな……(汗)。
しかし、海猿には負けておれん。こっちはタンクでいったる。
それにしても高過ぎる。2階建ての屋根くらいはあるはずは。
ここは海猿に敬意を表してスキンダイビングの装備で……うじうじうじ
ねーねー和尚。お取り込み中、悪いけど、船、あっちあっち。
え?
な、なんか、さらにでかい気が……。とりあえず上ってみよう。
なかなか甲板に辿りかない……
よっしゃ、いったるぞぃ!
「はい、ど〜ぞ〜」と軽いノリのウエイ殿。
な?
なな?
なにを〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
海保の船があんなにちっこいってば。
「これこれウエイ殿、ちこう寄れ。
あのな、確かにわしは5m以上の船を頼んだけどな、
誰が高さ20mはあろうかという船を用意しろと言った。
ビル7階から飛び降りるバカがいると思うか。ん?」
「和尚ならいけるのかと……(バカだし)」
いけるかっ!
これはもはや〝チャンレンジ〟ではない。何と形容したらいいのじゃろう。
〝世紀のチャレンジ〟でも〝決死のダイブ〟でもまだ足りん。
そうじゃのう、このチャレンジに最もふさわしい言葉は……
自殺。
うん。これはただの飛び込み自殺。たぶんペチャっとな〜でお終い。
しかし、ここは男を見せる場面。わしの生きざま見ておきなはれ!
嘘。
許しておくんなまし!
無理やり脚色してみたが、
実際は、そりゃ船を見た瞬間に「無理」で終わり。港に着いて3秒で終わり。
わしだってクルーザーの上からくらいならなんとかタンクを背負ってジャイアントするかもしれんが、
さすがにネタでペチャッとな〜はできんってば(泣)。
今回ばかりは許してたも。本気ですまぬ!
ここは死んでお詫びを……。
やめなはれ、やめなはれ