OJ吉田の「沖のフト根」一本勝負@田子

日本全国潜り歩き・伊豆行脚編@田子

何度も取材で訪れているカメラの精・まこ社長から、
「本当におもしろいんだから」とはよく聞いておったが、
内湾にチョロっとしか潜る機会のなかった田子。

念願叶って、やってきたど〜! お世話になるのは「田子ダイビングセンター」

初めての海となると、わし、ただのミーハー。
新ネタを紹介するより、まずは有名どころを潜ってみたい。
そこで、1本目は田子の名物スポット「フトネ」へ。

ガイドはOJ(お嬢)吉田ことさゆり殿。
趣味が美白とのことじゃが、「わしより黒いし」と思ったことは内緒。

完全にただのミーハーなわしはさゆり殿に
「『マリンダイビング』でよく見るナンヨウキサンゴが見たいぞぃ」とお願いすると、
「和尚、あの写真は深いし流れが強いときも多く、
よっぽどの人しか連れていけないので、紹介しても……」との返事。

『マリンダイビング』め、潜れないところを紹介するとは。
と思っていると、まこ社長が「それ紹介したの俺なんだけど……」と(笑)。

ということで、根を一周するノーマルな「フトネ」へ出発!

エントリーすると、いきなりキビナゴの雨。その後をイサキやタカベ。
 

根に到着すると、キンギョハナダイが降ってくる。

おお、これじゃこれじゃ。
わしの田子のイメージは暖色。特に橙色。
これは雑誌のキンギョハナダイとナンヨウキサンゴの写真から来るものじゃが、
実際に潜ると、ソフトコーラルも橙色でやっぱりイメージは橙色。
他の伊豆とはひと味違うのう。

 
キンギョハナダイやサクラダイなど暖色系の魚たち

そして、ラクダのコブのように2つ並んだ巨大根の迫力もなかなかのもの。
 

アイドル的存在のソウシカエルアンコウはこの日おらんかったが、
きれいなイロカエルアンコウとかわいいアオサハギがお出迎え。
 

文句なしにおもしろい! 
隠れ田子ファンが多いのがよ〜くわかった1本となった。


ダイビング後はお風呂でほっこりと

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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